スカンジナビア航空(以下、SAS)は1日、都内にて「SAS 日本就航60周年キックオフ」記者発表会を開催。東京-コペンハーゲンの往復エコノミークラス航空券を60円で販売する60周年記念キャンペーンなどを実施すると発表した。

第二次世界大戦後に、いち早く日本への運航を開始したスカンジナビア航空。現在では、東京-コペンハーゲン(デンマーク)便を毎日1便運航するほか、ベルゲン(ノルウェー)などスカンジナビアの観光都市への直行便(期間限定)も運航中

SAS アジア太平洋地区総支配人のオーレ・ヨハンソン氏

登壇したSAS アジア太平洋地区総支配人のオーレ・ヨハンソン氏は「2011年に日本就航60周年を迎えることを非常に嬉しく思っております。SASにとって日本は非常に重要なマーケットであり、今後も日本のお客様に対して最高のサービスを提供するために努力していきたい」と挨拶。1951年4月25日のストックホルム-東京(羽田)の初フライトから現在までの歴史を振り返り、2010年8月には世界の主要航空会社の中で最も定時運航をおこなう航空会社に選ばれたことなどをアピールした。

SAS DC-6機(日本初就航時と同型機)。1951年の日本路線開設当初は、東京からコペンハーゲンまでの所要時間は52時間だったが、現在では11時間30分に改善された

また、60周年を記念し、2010年12月から2011年11月まで、抽選で毎月1名に東京発コペンハーゲン往復エコノミークラス航空券を「60円」(空港税、燃油サーチャージ含む)で販売する、12ヵ月連続企画「スカンジナビア航空日本就航60周年キャンペーン」を実施すると発表。応募の詳細はSAS公式サイトにて確認できる。

さらに、2011年2月末までの期間は、東京-ヨーロッパ42都市の対象路線でペア・ビジネスクラス往復航空券を「60万円」(同)で販売する(目的地と為替の変動により若干の誤差が生じる可能性あり)。

SAS日本就航60周年記念ロゴ

なお、記者発表会ではデンマーク在住の桑野明子氏がデザインした日本就航60周年記念ロゴも発表された。