月刊情報誌『日経トレンディ』が選ぶ「2010年ヒット商品ベスト30」が2日、都内で発表され、第1位に「食べるラー油」が選ばれた。

「2010年ヒット商品ベスト30」ランキングで1位に選ばれた「食べるラー油」 拡大画像を見る

「食べるラー油」は、具材を食べることのできるラー油として2009年8月に桃屋が「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を発売し、CM放送スタートと同時に売り上げが急上昇。インターネット上でも話題に。その後、派生商品も次々と発売され、品薄状態が続くなど、一大ブームを巻き起こした。同誌は「業界を超えて今年の食を盛り上げた功績はヒット商品の象徴にふさわしい」として、1位に選出した。

同誌の渡辺敦美編集長は「今まであったものをちょっとひねって、固定概念を覆した商品が多かった。『食べるラー油』のように、『せめて身近なもので少しは贅沢したい』という節約疲れの反動が消費に結実したのではないか」と分析。これに関連する商品として、携帯用電動歯ブラシの「ポケット・ドルツ」(6位)や、針のないホッチキス「ハリナックス」(9位)、パウチ容器を採用したしょうゆ「鮮度の一滴」(16位)などがランクインした。

ほか、2位には興行収入155億円を稼いだ『アバター』の大ヒットや、対応劇場も倍増した3D映画、3位には「iPhone4」、「Xperia」などのヒットが続いた「スマートフォン」、4位には、累計5000万個を売り上げ、ローソンのオリジナルデザート年間売上高6割増に寄与した「プレミアムロールケーキ」がそれぞれ選ばれた。

また、「2011年ヒット予測ランキング」では、GPS情報を活用する「ジオメディア(geomedia)」浸透によって、リアル店舗の割引クーポンがもらえる位置情報ゲームが普及すると予測し、「得するジオゲーム」が1位に。持ち歩いてどこでも美容に励む新しいライフスタイルが確立、販売が加速すると予測して、モバイル化した美容家電「モバ美(モバビュー)」が2位となった。

同ランキングは、1987年より年1回実施している企画で、「売れ行き」、「新規性」、「市場創出性」、「影響力」の4項目を評価基準とし、総合的に判定している。

1位 食べるラー油

2位 3D映画

3位 スマートフォン

4位 プレミアムロールケーキ

5位 iPad

6位 ポケット ドルツ

7位 低価格LED電球

8位 チンしてこんがり魚焼きパック

9位 ハリナックス

10位 1杯でしじみ70個分のちから

「2010年度ヒット商品ベスト30」11位~30位

順位商品名
11平城遷都1300年祭
12アタック ネオ&トップ ナノックス
13ルルド マッサージクッション
14Pocket WiFi
15怪盗ロワイヤル
16鮮度の一滴
17エアマルチプライアー
18ジガゾーパズル
19NEXシリーズ
20共同購入クーポン
21フリクションボールノック
22キリン 午後の紅茶 エスプレッソティー
23バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット
24Big America
25もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
26香る防虫剤
27JANJAN ソース焼きそば
28角ハイボール缶
29ミルミル
30アナログトイ