リクルートの海外旅行領域の調査・研究部門であるエイビーロード・リサーチ・センターは22日、2009年に海外旅行を行った18歳以上の男女を対象に実施した「エイビーロード海外旅行調査2010」の結果を発表した。同調査は3月23日~26日の期間にインターネット上で行われ、5,395人から有効回答を得た。

2009年の渡航先として最も多かったのは、2008年から引き続き「韓国」。以下、2位「 ハワイ」、3位「台湾」、4位「グアム」、5位「上海」と続いた。韓国は同行者別ランキングにおいても、「ファミリー(親連れ家族)」「夫婦」「カップル」「友人」の4部門で2年連続1位となり、さらに今回は「一人旅」でもトップとなった。

「渡航先満足度ランキング」総合部門では、「ハワイ(オアフ島)」「ハワイ(オアフ島以外)」「ドイツ」の3地域が同率で1位。部門別に見ると、「観光・鑑賞」では「イタリア」と「イギリス」が同率で1位に並んだほか、トップ10の半数以上をヨーロッパ諸国が占める結果に。なお、イギリスは「買い物」でも1位を獲得している。

このほか、項目別満足度では「食事」の1位が「ハワイ(オアフ島以外)」、「現地でのホスピタリティ」の1位は「シンガポール」、「治安・衛生のよさ」の1位は「ハワイ(オアフ島)」、「ナイトライフ」の1位は「タイ」となっている。

「今後行きたい渡航先ランキング」では、前回に引き続き「イタリア」が1位を獲得。2位には「フランス」と「オーストラリア」が同率で並んだ。属性別では、「未婚男性」「未婚女性」「既婚子供なし」の3部門で前回同様「イタリア」が1位。一方、「既婚子供あり」では「オーストラリア」が前回から引き続き1位となった

「今後行きたい渡航先ランキング」出展 : エイビーロード・リサーチ・センター「エイビーロード海外旅行調査2010」