全日本空輸(ANA)は17日、10月に控える羽田空港D滑走路の供用開始に伴い、10月31日から羽田 - ロサンゼルス / ホノルル / バンコク / シンガポールの計4路線を新規開設する方針を固めた。新路線はいずれも1日1往復の計画で、発着時間は深夜から早朝の23:00~翌日6:00。

全日本空輸機体イメージ

羽田空港は10月に4本目の滑走路が完成し、深夜から早朝の発着枠の拡大が予定されている。同社は現在、羽田空港発着の国際線として、羽田 - ソウル / 香港 / 上海 / 北京の4路線においてチャーター便に限り運行を行っており、10月31日からは、前述のチャーター便4路線の定期便格上げに加え、羽田 - 台北線の定期便就航も決定している。今回明らかになった新規開設予定の4路線を加えると、同社による羽田からの国際線定期便は計9路線となる見込み。