俳優の唐沢寿明とタレントの所ジョージが、CGアニメーション映画『トイ・ストーリー3』の声優を務めることになり、25日、都内で行われた声優発表会に出席した。

『トイ・ストーリー3』で声優を務めることになった唐沢寿明(左)と所ジョージ

同作は、おもちゃ人形のウッディとバズ・ライトイヤーの活躍を描く人気シリーズ。1996年に第1弾が世界初のフルCGアニメーション映画として公開され、大ヒットを記録した。第3弾となる今回は前作より10年後という設定。ウッディたちが、おもちゃを破壊しまくる凶暴な幼児たちが集まる保育園に送られ、そこで巻き起こる騒動を描く。

ウッディ役の唐沢とバズ・ライトイヤー役の所は第1弾から演じており、今回14年ぶりに顔を合わせた。所は「何1つ変わってないよね」と声をかけると唐沢は「そんなことないでしょ!」と応じ、11年ぶりの出演について唐沢が「まだ、続きがあったのか、と驚いたけど、思い入れの強い作品だから、また参加できてうれしいです。でも、かっこいいからバズをやってみたかったんですよね」と話すと、所は「そんなこといったって、あなた顔がウッディにそっくりじゃない(笑)」とつっこみを入れるなど、軽快な掛け合いを見せた。

ウッディについて唐沢は「自分のことよりも周りのことを考えて行動するところがすごい良いんだよね」と話した

また、作品については「おもちゃ達の団結力がすごいよね。今回も彼らの友情がしっかり描かれている」と唐沢。所も「1、2もよかったけど、3はもっといい話ですよ。アフレコをしながら脚本を読んでいたからラストにびっくりしました」とアピールしていた。