KDDIは11日、ナビタイムジャパンと協業で提供している歩行者用ナビゲーションサービス「EZナビウォーク」が調査した、「デートに関する男女の意識調査」の結果を発表した。同調査はデートプランに対する考え方などを尋ねたもの。2月27日~3月1日の期間にインターネット上で行われ、20代~30代の未婚男女400人と同世代の結婚3年以内の男女400人から有効回答を得た。

まず、デートをしてみて、相手にがっかりしたことがあるかと質問したところ、54%が「ある」と回答。反対に「ない」は46%だった。その理由として、男性は「全額おごらされた」といった現実的な意見を挙げる一方、女性は「行く場所がつまらない」など、男性のセンスが判断基準となっていることがわかった。

交際相手とのデートが「マンネリ化してきた、新鮮さがなくなってきた」と感じたことが「ある」と答えた人は62%にも達する結果に。続いて、「何回目のデートからマンネリ化していると感じるか」と尋ねると、10回目までにマンネリ化していると感じている人が47%にも上った。マンネリ化の理由としては、男女共に「行きたいデートスポットに行き尽くしてしまった」(男性51.7%、女性38.4%)が最も多く、マンネリ化を避けるためには新しいデートスポットの開拓が必須と見受けられる。

「携帯電話がナビゲートしてくれる次のコースのうち、あなたが最も行ってみたいと思うデートコースをお選びください」KDDI EZナビウォーク・ナビデート作戦調べ

また、女性を対象に「携帯電話がナビゲートしてくれるコースのうち、最も行ってみたいと思うデートコースを選んでください」と聞いたところ、1位「人気の下町グルメを食べ歩く下町グルメデートコース(28.3%)」、2位「お金がなくても愛があれば楽しめる無料スポット巡りデートコース(21.3%)」、3位「ちょっと変わったスポットを巡る珍日本紀行デートコース(20.5%)」との順になり、無料などのメリットがあるものやお手軽感のあるものが上位を占めた。

対照的に、ゴージャス感や洒落た雰囲気がある「ゴージャスなレストランやショッピングスポットを巡るバブル体験デートコース(7.3%)」や、「ギャラリーやおしゃれカフェを巡る草食男子デートコース(6.8%)」などは下位に沈む結果となった。