デートでは、なにかと男女間に暗黙のルールやマナーがあるだろう。初デートの食事代の支払いについて、セガ運営の携帯電話専用サイト「ヒトカラ」が4月、男女2,753人を対象に調査を実施したところ、29歳以下の女性の6割は「割り勘」、30歳以上の男性の8割は「全額男性持ち」という男女・年代別の実態が明らかになった。

主に10代~40代の全体でみると、「全額男性持ち」が50.3%、「割り勘」が49.2%で二分した。ちなみに「全額女性持ち」は0.5%だった。

男女別の特徴としては、女性は「割り勘」派が30歳以上になると4割に減少。女性の「割り勘」の意識は若い年代ほど高い傾向にあるようだ。男性は「全額男性持ち」派が29歳以下では6割だが、社会的ステイタスに併せてか30歳以上になると8割に増えた。

同年代同士で比べてみたところ、男性よりも女性の方が「割り勘」の意識が高い。ヒトカラでは「男性よりも女性の方が金銭感覚に敏感で、同じ条件で付き合いたいという意識は『割り勘』派の数字に表れているようです」と分析している。

調査発表では"プチ指南"として、男性が若い女性と初めてデートする場合は食事代を全額支払うようアドバイスしている。理由としては「女性の半数以上は割り勘でもいいと思っているので、男性の太っ腹に見る目がちょっと変わります」とのこと。さらに、それでも「私の分は払いますから」と言ってくる女性にはすかさず、「それじゃあ、2軒目はキミが出してくれる?」と言えば、男性のスマートさと女性のちょっとした負い目に乗じて、2軒目への誘導がスムーズになるのだという。