女優の岡本あずさが16日、都内で行われた主演舞台『ステラ・ミュージカル』の制作記者発表会に出席した。
同作は、コーエーの女性向け恋愛育成シミュレーションゲーム『金色のコルダ』をミュージカル化したもの。音楽科と普通科が併設された高校を舞台に、普通科に通う生徒・日野香穂子(岡本あずさ/森咲樹)が、学院に住む音楽の妖精・リリ(堀内まり菜/山内亜美)に見出され、演奏経験がなくても奏でることのできる「魔法のヴァイオリン」を得て、音楽の楽しさに目覚めていく。ミュージカルでは、クラッシックの名曲の数々をバックに、友情・ロマンス・対立などを盛り込んだ、ロマンチックで情熱的なドラマが繰り広げられる。脚本・演出は、『世界!弾丸トラベラー』など多くのバラエティー番組の構成を手がけているカニリカが務める。
キャストは"初々しさ"や"若々しさ"を念頭にオーディションを行い、原作のキャラクターに似たイメージの俳優を多数起用。"ピュアで透明感がある"という理由から岡本が選ばれた。ヒロインを射止めた岡本は「中学時代は吹奏楽部に入っていたので、部活を通して音楽を好きになりました。なので、出演が決まったときはとても嬉しかったです。コルダのファンの方々の期待に応えられるように頑張ります」と意気込みを語った。
ミュージカルのキャスト陣。後列左から、金澤紘人役・進藤学、志水桂一役・小関裕太、柚木梓馬役・川村聖斗、月森蓮役・三上俊、土浦梁太郎役・高橋優太、火原和樹役・吉野晃一、王崎信武役・吉原シュート。前列左から、リリ役・山内亜美、日野香穂子役・岡本あずさ、リリ役・堀内まり菜 |
また、「イイ感じにいい加減で、やる気のなさげな役柄にピッタリ」(カニリカ)という理由から起用された、コンクール担当教師・金澤紘人役の進藤は「やった、(29歳になって)また学生役ができる! と思ったら、教師でした(笑)」と話して笑わせ、"いい加減"ぶりを見せつけていた。
舞台『ステラ・ミュージカル』は、3月19日~24日の期間で東京・品川の天王洲 銀河劇場にて公演される。