1月23日公開の映画『サヨナライツカ』の特別試写会が12日、都内で行われ、川島なお美と立花胡桃が出席し、恋愛トークショーを行った。

『サヨナライツカ』の試写会にて、恋愛トークショーを行った川島なお美(右)と立花胡桃。川島は、「人を愛すること、恋することを改めて考えさせられる映画」と、本作をアピール

『サヨナライツカ』は、一生に一度の燃えるような愛を綴った辻仁成の同名ベストセラー小説の映画化作品。タイ・バンコクを舞台に、自由奔放で欲望に忠実な美しい女性・沓子(中山美穂)と、エリートビジネスマン・豊(西島秀俊)、豊の婚約者・光子(石田ゆり子)の様々な愛の形と人生の究極の選択を描いている。監督・脚本は、『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督。

「光子のようにずっと待ち続けるのは嫌。結婚したからこそ、情熱的な沓子のような女性でありたい」という川島

立花は、「光子のように家庭を守るために秘密を守り続けることはできない」と言い、「私なら別れる時にビンタしますよ」

トークショーでは、本作に出演している川島と、元カリスマキャバ嬢でキャバ嬢時代の大恋愛について綴った著書『ユダ』(祥伝社刊)で注目されている作家でタレントの立花が、恋・愛について赤裸々にトーク。2007年にパティシエの鎧塚俊彦と結婚した川島は、夫婦生活について「夫にいつまでも恋していたいし、恋していてほしい」と話し、「たまにコスプレもしてます」と告白。クリスマスには、毎晩徹夜だった夫を、真っ赤なキャミソールとサンタエプロンで出迎えたという。「びっくりさせるのと、癒してあげるのと、ファッションは両方考えます」という川島に、立花は「2人の関係を保つのって、工夫が必要ですよね」と賛同。川島はさらに女性に向けて「妻だからっていつも色っぽい格好をしていると免疫ができちゃうから、たまにがいいんですよね」とアドバイス。「女は、貞淑な光子っぽさと、ファム・ファタール的な沓子のような面の両方持っていたら魅力的なんです」と語った。

本作では、原作者・辻仁成の妻・中山美穂が濃厚なラブシーンを熱演。辻・中山夫妻とは仲がいいという川島は「辻さんは、(豊役の)西島秀俊に『ラブシーンとかは遠慮しないで、思いっきりやってください』とメールしたんですって」と、撮影時のエピソードを紹介した

また、トークショーでは、覆面で顔を隠した観客のワケあり恋愛経験談が寄せられ、川島と立花がコメント。"恋愛相談室"のような雰囲気となり、「結婚まで考えていた彼氏に、占いの結果から『君は運命の人じゃなかった』とフラれてしまった」という女性を「男で、占いでしか決められないなんて情けない」(川島)、「別れてよかった。貧乏クジ引かされなくてよかったですよ」(立花)と励ます場面もあった。

『サヨナライツカ』は、1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEIほかで全国ロードショー。

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