メモは、ビジネスで結果を出したり、プライベートを充実させたりするのに不可欠なもの。実際、各界で活躍する人の多くは自分にあったメモ術を身につけている。彼らはどんなメモのとり方をして、どう生かしているのか。

今回ご登場いただくのは、現在花王株式会社勤務の「スーパーサラリーマン」美崎栄一郎さん。プロジェクトリーダーとして社内外で活躍するかたわら、三つの社会人勉強会を主催し、出版デビュー作『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)は7万8,000部を超すヒット作となっている。「社会人のノートはスピーディーで、必ず結果を出すものでなければならない」と語る彼に、「価値ある仕事をする」ためのメモ術を全4回でお聞きする。今回は、「ちぎって貼って価値を生む」メモの使い方について教えてもらった。

PROFILE : 美崎栄一郎(みさき・えいいちろう)
1971年生まれ。大阪府立大学工学部大学院を卒業し、現在花王株式会社勤務。アタック、ニュービーズ、ワイドハイターなどの日用品から、レイシャス、ファインフィットなど化粧品ブランドまで幅広く手がけ、プロジェクトリーダーとして活躍。社外においても「築地朝食会」「山の手の会」「misaki2.net cafe」などの勉強会を主宰し、1,000人以上が会社の枠を超えて参加するネットワークを構築、「スーパーサラリーマン」として各種マスコミで紹介される。自身の経験と工夫から編み出したノート術も好評を博し、『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)はベストセラーに。『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』公式サイトはこちら