女優の仲里依紗が、11月2日に配信スタートのau携帯電話向けドラマ『恋ばな-スイカと絆創膏-』に主演することになった。

ドラマ『恋ばな-スイカと絆創膏-』に主演する仲里依紗

同作は、仲が演じる女子大生で軽音楽部に所属する桐子と、部の先輩・圭吾(石黒英雄)、静香(安藤サクラ)が織りなすラブストーリー。原作は北川悦吏子で、映画監督の岩井俊二がプロデュースを手がけるという豪華なスタッフ&キャスト陣が揃った。

圭吾と静香に憧れと恋心を抱き、心が激しく揺れ動いていく桐子を演じた仲は「監督から『おっさんぽくして』と言われたんです。だから、声のトーンや出し方は自然な感じでやりました(笑)」と話す。岩井俊二とは『ハルフウェイ』(今年2月公開)以来で、「『ハルフウェイ』と世界観が似ていますね」。アドリブが飛び交い、台本も頻繁に書き換えられたという。

一風変わったタイトルだが、どんな意味が込められているのか、仲は「桐子の青春のひとかけらというか。人を好きになったことを直球で言うのは恥ずかしいけど、好きな人からもらったスイカと絆創膏に想いが詰まっているんです」と教えてくれた。

「もう夏はとっくに過ぎてますけど(笑)、キラキラしたものがある夏の青春ドラマです。皆さんもキラキラを感じて、夏を思い出していただいて、キュンキュンしてほしい」とPRした仲。自身の夏の思い出については「ずっと仕事でしたから、まったくなかったです(笑)。友達と旅行へ行ったり、車の免許をとったり、色々とやりたいことはあるんですけど……」と、愚痴りながらも仕事面では充実しているようだ。

『恋ばな-スイカと絆創膏-』は、au携帯電話、au BOX、「ひかりone TVサービス」向けドラマを毎週月曜日に配信する「LISMOオリジナルドラマ」シリーズの第8弾。1話5分の全9回で、11月2日より配信が開始される。