マーケティングリサーチのインテージは、2009年7月28日~7月31日に、スポーツに関する意識調査『やりたいスポーツ、やっているスポーツ』を実施し、その調査結果をまとめた。調査対象は、インテージ・ネットモニター"キューモニター"の全国の15歳以上の男女1,000名。

同調査で、男性約6割と女性約7割が、「興味はあるが"始められていないスポーツ"がある」と回答。「もっともやりたいと思っているスポーツ(回答は1つ)」を問うと、美容面の効果も期待してか「ヨガ・ピラティス」(26.2%)が女性では1位という結果に。以下、2位「水泳」(12.4%)、3位「ウォーキング」(9.6%)と続く。一方、男性は、1位「水泳」(9.0%)、2位「スクーバダイビング」(8.7%)と、あまりスポーツごとの人気に差がなく、興味が分散している傾向がうかがえる。

もっともやりたいと思っているスポーツは。(回答は1つ)

また「興味のあるスポーツを、やりたいが始められない理由」は、「時間がない・あわない」(61.7%)がダントツの1位。次いで「お金がない」(40.5%)、「施設が近くにない」(26.2%)となった。年代別でみると、10代~40代までのやりたくてもできない理由の多くは、「時間」のほかに「お金」、「場所」を挙げているが、50代は約3割が「体力に自信がない」という理由で、「お金」や「場所」よりも多いのが特徴的だ。

やりたいと思っているスポーツを、始められていない理由は。(回答はいくつでも)

スポーツ別に、始められない理由を聞くと、「スクーバダイビング」「ゴルフ」「自転車・サイクリング」などは、"道具を揃えるのが大変"という理由が多かったとしている。