パナソニックは8月6日、「菌・ウィルスに関する意識調査」の結果を公表した。同調査は、2009年6月23~26日の間、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住の20~59歳の男女400名を対象に行われた。

その結果、"すごく気になる"(21%)、"少し気になる"(60.3%)を含めて全体の8割以上が「菌・ウィルスが気になる」と回答。菌・ウィルスが気になり始めた時期をたずねると、ここ"2、3カ月以内"(29.5%)、"1年以内"(24.9%)を合わせると、ここ1年以内で気になり始めた人が全体の半数以上を占め、その理由では"新型インフルエンザが世界中で流行し始めたから"が64%と断トツの1位という結果となった。

菌・ウィルスが気になりますか?

一方、「室内で対策を行っている」と回答した人は33.8%、「外出時に対策を行っている」と回答した人は30.8%と低い数値にとどまった。また、「外出時に対策を行っている」と回答した人に、「現状の菌・ウィルス対策に不安を感じることはありますか?」という問いには、20.7%が"とても不安に感じる"、58.7%が"少し不安に感じる"と答えており、約8割の人が対策を講じていながらも不安を感じている実状が示された。

外出時に菌・ウィルスに対して何かしらの対策を行っていますか?

さらに、「菌・ウィルス対策にかける金額」では、"1,000円以内"(49.7%)、"1万円以内"(30.2%)の順に多く、「かけてもよい金額」では54.7%が"1万円以内"と答えた。