木村佳乃、三浦春馬らが19日、都内にて行われた地球ゴージャスプロデュース公演Vol.10 『星の大地に降る涙』の公開稽古に参加した。

舞台上で殺陣にも挑む三浦春馬は「スムーズにかっこよくできるようになりました」

 『星の大地に降る涙』は、1994年に岸谷五朗と寺脇康文の2人によって結成された演劇ユニット、地球ゴージャスによる舞台作品。戦いに敗れて記憶を無くした青年(三浦春馬)が、流れついた島で神の子を宿した女性(木村佳乃)に出会い……という歴史ファンタジーだ。

地球ゴージャス10作品目となる同作の初日を前に、主宰の岸谷は「やっとここまで来たって感じです」と語り、寺脇も「今は楽しみでいっぱいです」と気合十分。初舞台となる三浦は「初めてのことばかりで刺激になり、新鮮でした」と大先輩に囲まれて緊張しつつも、歌やダンスにも挑戦する同舞台が「すごく楽しみです」とプレッシャーを感じさせない笑顔を見せた。

民族の壁を越え、惹かれ合う二人だが……

また、製作発表にて主題歌を担当したEXILEのメンバー入りを目指すと公言していたことに質問が及ぶと、三浦は「入れると思います!」とキッパリ。「(歌やダンスにも)期待していてください!」と自信たっぷりの三浦に、岸谷は「すごい男ですよ、春馬は。千秋楽までの成長も楽しみ」と太鼓判を押すほどだった。

そんな三浦も、抱擁シーンがあるそうですが? との質問には言葉に詰まって苦笑い。そこに、相手役を務める木村が「どっちかっていうと私が抱擁するんだよね」と助け舟を出し、「春馬くんは優しくていい子。私より"お兄ちゃん"です」としっかりとフォローしていた。

「芝居に対して真摯な人たちが集まった」と寺脇が胸を張る出演陣。岸谷&寺脇のコミカルな掛け合いも楽しめる

舞台『星の大地に降る涙』は、赤坂ACTシアター(東京・赤坂)にて6月20日から7月26日までの期間で上演(地方公演あり)。詳細はこちら。チケットは既に全公演完売済みだが、当日券の販売が予定されている。

『星の大地に降る涙』公開稽古フォトコレクション