さて、「不況時代の出張でも快適! お得なエコノミークラスの航空券獲得術--その1」の後編。もっとお得なエコノミークラスの航空券の利用方法を探ってみよう。

筆者はこのほど、帰国便をエコノミークラスからビジネスクラスに変更しようと試みた。アメリカで現地発日本行きの格安航空券をインターネットで検索すると、日本からの往復より13万円も安い往復航空券があった。もちろん、同じ航空会社の同じルートである。

安い理由は「円高ドル安」。この航空券の売値は3,455USドルだったのだが、今のレート(2009年4月22日現在=1USドル=約98円)に換算すると約35万円(ちなみに、片道は1,930USドル=約20万円)だった。日本からの往復航空券を調べてみると約48万円だったから、13万円程度の差があったわけだ。もし、これが円安の時期で、たとえば1USドル=140円程度だとしたらアメリカ発の方が少し高くなってしまう計算だ。

「円高」といえば、現在の不況の元凶のように言われているが、こと航空券に関しては、円高ならではメリットがある。

前述したアメリカ発の格安航空券は往復航空券だから、数カ月のうちにもう一度アメリカへ行くような人でないとお得感はないかもしれない。しかし、今、円高になっている通貨は多い。たとえばウォンが安くなった韓国。ソウル発の格安航空券は、こんな使い方ができる。

例えば、直近に迫ったゴールデンウィークにヨーロッパへ行くとしよう。4月29日出発のルフトハンザのエコノミークラス割引航空券は、成田発で往復23万円程度が相場だ。ところが、ソウル発なら日本円で6万円足らず。日本からソウルまでの航空券代を加えても10万円弱で済んでしまう。ソウルでの乗り継ぎが面倒とはいえ、これだけの料金差があれば、検討する価値があるだろう。