(C) AQUAPLUS/T3WORKS

3月28日、東京・千代田の科学技術館サイエンスホールにて、4月5日より放送開始となったTVアニメ『ティアーズ・トゥ・ティアラ』の先行上映イベントが開催された。通常、先行上映イベントというと、第1話のみというケースが多いが、今回のイベントは何と第1話から第3話までを一挙に上映するという太っ腹ぶり。このあたり、イベント時点で全26話中、25話までのアフレコが終了しているという、本作の制作スピードの賜物といえるかもしれない。


ステージにはまずイベント進行役を務める、リムリス役の小清水亜美とエルミン役の清水愛が登場。挨拶もそこそこ、イベントの注意事項を説明すると、「私たちも観るのは初めて」(小清水)という第1話とノンテロップバージョンのオープニング上映が開始された。

上映後のステージには、第1話に登場したキャストとして、アロウン役の大川透、アルサル役の石井真、リアンノン役の後藤邑子が登場。「ドロッとしていた魔王様のアロウン役の大川透です」「1話目はちょっとずつちょっとずつ出てきました石井真です」「たぶん1話目が全編通して一番しゃべっているんじゃないかと思われるリアンノン役の後藤邑子です」と、第1話を観た方なら納得できる自己紹介で会場を沸かせる。ある登場人物については、「どんな作品でも一杯しゃべると死亡フラグが立つからね」という大川の発言もあったが……。これが誰を指しているかが本放送でチェックしてほしい。

当日の司会進行はリムリス役の小清水亜美(左)とエルミン役の清水愛(右)が担当

第1話上映後、ステージには(写真右から)後藤邑子、石井真、大川透が登場

第1話ではほとんど姿を見せていない魔王様=大川のことが話題になり、
大川「声は加工されていますが、あれはちゃんと僕がしゃべりました」
後藤「大川さんはあの一声だけのために第1話のアフレコにいらっしゃってましたからね」
大川「それは何? ギャラドロボウとかそんな話?」

続いて第2話の見どころについて
大川「2話はいっぱいしゃべります」
石井「2話では魔王様の全貌が見えてきますね」
大川「全貌は見えないだろう」
後藤「とりあえず、魔王様が大川さんだっていうことがわかります(笑)」

後藤が、自らの演じるリアンノンについて、「1話目ではシリアスなんですけど、2話目からは意外にぶっとんだ性格」と語ると、ステージ上の出演者の間では、ぶっとんだ性格になったのは、演じている後藤の影響という話もあったりなかったり……。 息のあった軽妙なやりとりで会場を沸かせた後は、第2話、第3話が上映された。なお、大川曰くTVアニメ『ティアーズ・トゥ・ティアラ』は、「いかにアロウンがカッコいいかっていうのを延々と26話やりますから」との発言もあったが、このあたりは実際にオンエアで確かめてみてほしい。

名塚佳織(右から2人目)と浅井清己(一番右)もステージに登場

第3話までの先行上映が終わったステージには、さらにゲストとしてスィール役の名塚佳織とエポナ役の浅井清己が登場したが、実はこの2人、第3話までには登場していない。さらに、進行役の小清水、清水も未登場ということで、会場では4人のキャラクターが登場する4話以降のシーンをまとめた特別編集のプロモーション映像が、番組のエンディングテーマ「Blue sky, True sky」(歌 / 結城アイラ)とともに上映された。


ゲストのキャスト陣が揃ったということで、ここからは各種コーナーで来場者を楽しませてくれた。まず最初は「『ティアーズ・トゥ・ティアラ』このひと文字」ということで、作品自体、あるいはキャラクターを漢字ひと文字で表すと? というコーナーがスタートした。ここでは、各出演者の回答とその理由を簡単に紹介しておこう。

■小清水……「大」
→「大」きな世界の「大」きなストーリーであるというところとキャラクターの胸が「大」きいというところと(笑)。すごいんですよ胸の揺れが! そして主役が「大」川さんというところです。

■清水……「嫁」
→アロウン様のお「嫁」さんがたくさん出てきます。とてもうらやましい状況です。皆さんも自分の「嫁」を見つけてくださいね(笑)

■浅井……「銭」
→エポナは本当にお金が好きなので、この一文字しか思いつきません。

■名塚……「速」
→アクションが「速」いんです。スィールはすごくおっとりしているのですが、戦うときはすごいスピーディーに動きます。そして、アニメの制作もすごく「速」いです。

■後藤……「母」
→リアンノンはすごくしっかりしていて、どこか貫禄があってどっしり構えるんですね。肝っ玉「母」さんというか、自分が族長くらいの気分です。

■石井……「熱」
→アルサル自体が最後まで「熱」いキャラクターなのですが、この作品の中の、それぞれの関係性がとても「熱」いと思います。その「熱」さが観ている人に伝わってくれればと思います。

■大川……「白」
→あまり詳しいことをいうとネタバレになるのですが、アロウン自体は"黒"と"赤"のイメージですが、今後話が進むに従って、この「白」というのがキーポイントになります。あと、出てくるキャラクターがみんな非常に"ピュア"な心の持ち主であるということです。


出演者全員からの理不尽な怒りが石井に……

続いてのコーナーは、「兄様、私不満です」。作品中でも、現実でもいじられ役の石井に、アフレコ現場や作中で不満があることをリアルにぶつけていくというコーナー。「これ、おかしくないですか?」と石井が訴えるのもおかしな話ではない……。

「まこっつ(石井のこと)がいつも恥ずかしい」(浅井)という石井に対する不満ならまだしも、「最近アフレコで、ちょこっとずつ絵が少なくなってきました」(後藤)、「スタジオの自販機にコーヒーの種類が少ない」(名塚)、「一度すごく温かくなったのに、またものすごく寒くなった」(大川)といった、理不尽な怒りをぶつけられる石井。「ちょっとおかしくないですか?」と言いつつも、「すいません」ととりあえず謝り続ける石井に対して、「これはまこっつが謝りさえすれば解決するコーナーなんだね(笑)」(後藤)。

司会進行の小清水、清水までもが「3話までに出番がない」「もっとしゃべりたい」と不満をぶつけ、最後には会場からもつっこまれる石井だが、当の石井は「僕は特に不満はないです。ただ、もう少しうまく立ち回れたらいいなと思います」。「うまく立ち回るってなんだ」と大川に突っ込まれ、結局自分の不満に対してまで謝ることになってしまった……。


続いては来場者から集めたアンケートをもとにした人生相談コーナー「教えて! 巫女先生」。出演者で相談内容について話し合い、最後に神託の巫女であるリアンノン・後藤が人生相談の最終ジャッジを行うというコーナーだ。

人生相談とはいえ、ここも理不尽な相談が多く、初っ端から「CRエウレカセブンで15ラウンドになかなか昇格しません」という、微妙に名塚を指名したような相談……。結局後藤は、質問の意図が汲み取れないまま、「まあ、適当に通えや」という温かいのか冷たいのか、これまた微妙な回答を……。

オリジナルラップを披露する石井。ほかのキャスト陣はやや引き気味……

そのほか、「30歳を超えて、親が結婚とうるさい」「妹がプレステ3を貸してくれない」などの相談が続いて読まれたのが、「ラジオの中で石井さんが歌ったオリジナルラップが耳から離れません」というもの。同様の相談が3枚もあり、急遽『ティアーズ・トゥ・ティアラ』をテーマにラップを披露する羽目になった石井。得意じゃないといいながら、オリジナルラップで、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。「本当にやると思わなかった」(大川)

石井のラップに盛り上がったステージには、オープニングテーマ「Free and Dream」を歌うSuaraが登場。「Free and Dream」とPS3版のOPテーマ「haunting melody」の2曲が披露された。

オープニングテーマを担当するSuaraがステージで熱唱

イベントの最後には出演者からの番組に対する意気込みやファンへのメッセージが語られ、大川の「次は劇場版?」という言葉に大いに盛り上がる会場。その後、告知コーナーで、リアンノンと魔王様(アロウン)の「ねんどろいど」化が発表されたり、プレゼントコーナーが行われ、そのままイベント終了……といったところで、まさかのラップリクエスト。この日一番の歓声を浴びながら、石井真のオリジナルラップでイベントの幕を下ろした。はたして、今後行われるイベントでは、石井のラップが定番になるのか? このあたりも期待しつつ、TVアニメ『ティアーズ・トゥ・ティアラ』を楽しんでほしい。

2回目のラップを披露する石井

会場に展示されたリアンノンのねんどろいど