⿃⼭明による世界的⼤⼈気漫画作品『DRAGON BALL』(ドラゴンボール)より、⼤幅な新規カットの追加や描き直し、さらに物語の再構築を⾏ったアニメ『ドラゴンボール超 ビルス』が10⽉11⽇23時15分より放送開始した。

孫悟空役・野沢雅⼦、破壊神ビルス役・⼭寺宏⼀のオフィシャルインタビューが到着。『ドラゴンボール超 ビルス』始動を聞いた際のお気持ちや、悟空、ビルスを演じる際に⼤切にしていること、そして『ドラゴンボール』への想いまで、たっぷりと語られた。

  • 孫悟空役・野沢雅⼦、破壊神ビルス役・⼭寺宏⼀

    孫悟空役・野沢雅⼦、破壊神ビルス役・⼭寺宏⼀

――まず、『ドラゴンボール超 ビルス』始動を聞いた際のお気持ちをお伺いできますか?

野沢:私は新しいシリーズが始まるときって、「やった︕」って感じなんです。悟空の気持ちになっているから、ビルスや新しいキャラクターがまたいろいろ出てくるのが嬉しかったです。

山寺:最初はびっくりしました。『ドラゴンボール超』をやる、「ビルス」というタイトルが付く、「どういうこと?」って。『ドラゴンボールZ 神と神』があって、その後『ドラゴンボール超』でビルスを演じさせて頂き、さらにこんなご褒美が待っているなんて、と思いました。しかもアフレコをしないと聞いて、さらにびっくりしました。我々がかつて録ったもので、また新しいものを作ってくれるんですから、ラッキーみたいな。そんな感じで、いろんな驚きと喜びとが同時に押し寄せていました。

――本作の情報は2026年1⽉に開催されたゲンキダマツリで解禁されましたが、イベントでの来場者のみなさんの反応をご覧になって感じたことはございますか?

山寺:会場の皆さんはすごく盛り上がってくださってましたね。『ドラゴンボール』のイベントに出たことなかったので、⽬の前のファンの皆さんが居てくださり、盛り上がっているのは嬉しかったです。ただ、皆さんも分かってないわけですよ『神と神』やって『超』やって、またビルスのことをやるんだみたいな、これからどうなるかが⼤事だと思いました。『ドラゴンボール』を好きでいてくれる⼈たちが、本作を作ってくれてよかったって⾔ってもらわなきゃダメなわけだから、今はファンの⽅々が喜んでくれる声を早く聞きたいなっていう気持ちです。

――『ドラゴンボール超』の収録時の話を伺います。野沢さんはどんどん強くなり続ける悟空を、どの様に意識して演じられていたのでしょうか?

野沢:どうやって演じようっていうのは全くないんです。ともかくスタジオに⼊って画を⾒るじゃないですか、そこではもう悟空なり悟飯なり、悟天なりになっちゃってるので、その気持ちでやって⾃然となっていくんです。

山寺:最初の『ドラゴンボール』でも悟空はどんどん強くなったじゃないですか。⼀番強くなったと思ったら、スーパーサイヤ⼈になって、それからツーになりスリーになり、はたまたゴッドまで、⾊々な悟空が出てくる。もっと強い悟空が居ましたって後出しで⾔われるわけですよね? 雅⼦さんは悟空がその後もっと強くなるんだってことを考えずにその瞬間が⼀番強いと思って演じているんですか?

野沢:私はそうですね。常に全⼒で。

山寺:でも全⼒で演じたのに、もっと強くなりますって⾔われるんですよね。

野沢:何年か経つと⾔われるじゃないですか。「そうなんだ」って。

山寺:いい加減にしろって思わないですか?

野沢:いい加減にしろとは思わない。

山寺:どんどん演るわよって感じですか?

野沢:ええ、「オッケーやるわ」と。

山寺:それがすごい。他の⼈だったら「いや、だったらちょっと加減したのに」とか「強くなりすぎだろ、ちょっといい加減にしてよ」って⾔うと思うんですよ。

野沢:⾃分で思うに、絶対やっているなと思うのが「(かめはめ)波ーっ」てやるときの構えです。最初の頃は半歩下げるくらいの⾜の幅で「はーっ」と演っていて、強くなるに従って構えの⾜の幅が広くなっているんです。

山寺:あーなるほど︕⾃然に歩幅が広くなってるんですね。

野沢:そうなの。

山寺:すごいな。それにしても、こんな要求をスタッフは本当によく平気でするなって。

野沢:もう毎回のようにね。

山寺:スタッフも雅⼦さんに限界がないことを信じていて、雅⼦さんもそれは当然と思っているんですね。

野沢:聞いてる⼈からしたら限界があったのかもしれないんですけどね、私にとっては無いんですよ。

山寺:最初は武道会で強いと思ったのが地球で⼀番強くなって、今度は宇宙で⼀番、他の宇宙も出てきてなんて、枠を広げすぎだろって思うのに、ずっと進化を続けてる。こんなことできる⼈は今までの⼈類史上でも野沢雅⼦さんしかいないですよ 。 ――⼭寺さんにもビルスを演じていた際に意識されていたことをお伺いできますか?

山寺:監督さんスタッフさんからはビルスのいろんな⾯を出して欲しいと⾔われました。ただ破壊神として強くて怖いだけじゃなく、魅⼒的でお茶⽬な部分もあって、そのメリハリは上⼿く出せたらなって。それを上っ⾯じゃなくテクニックで⼀⼈の⼈物として、そう⾒えるように演らなきゃいけないなと思って。台本もそう書かれているので、雅⼦さんと同じようにそこは台本を信じて演ろうと思って。なかなか最初は難しかったですね。先⽣の⽣み出すキャラクターや物語って、本当に魅⼒的だから画を作るスタッフもプレッシャーだろうけど、我々も、せっかく頂いたキャラクターを声で台無しにしたくないって。

――かめはめ波は世界中の⼈が知っている必殺技です。もし、これからファンの⽅たちがより強いかめはめ波を撃つための秘訣があれば教えてください。

野沢:何に対して撃つかって気持ちですよね。ただ空気中に向かって撃つわけじゃないでしょ?空気中だったら(弱く短い声で)「かめはめ波」でいいわけですよね、この先の壁を⽬掛けたら、そこに届けなきゃいけないわけじゃないですか。

山寺:⽬標ですね。

野沢:⽬標に向かって、これを粉々にしてやると思ってやれば強くなるじゃないですか。⽬標や対象物をはっきりさせる。⾒えないけれど、これに対して撃ってるんだって具体的にイメージするほど、こうしてやるぞっていう⼒が違うでしょ?

――まもなく放送が始まりますが、『ドラゴンボール』のファンの⽅たちにメッセージをそれぞれいただけますか。

山寺:僕にとっては本当に夢のような出来事で、ビルスという名前を冠し、ビルスが沢⼭活躍するであろうシリーズが始まることをすごく嬉しく思っています。今まで応援してくれた⽅、そして今回はじめて『ドラゴンボール』を⾒る⽅も、この作品をきっかけに『ドラゴンボール』を好きにな ってくれたら嬉しいです。また、遡ってこれまでの作品を⾒ていただいてもいいと思います。僕は最近海外旅⾏へ⾏くのがすごく好きなんです。海外でこの記事をご覧になっている⽅は僕を⾒かけたら是⾮ビルスって声をかけて欲しいなって思います。世界中に沢⼭ビルスファンを増やしたいなという野望を持っていますので、よろしくお願いします。

野沢:私は『ドラゴンボール』という作品が⼀番なんですけど、登場するキャラクターが全員愛すべきキャラクターじゃないですか。どんな悪役であっても、どっかこれは憎めないよなってところがある。それが⼀番なんですよ。そして、ずっとこれからも、私は『ドラゴンボール』は永遠だと思ってるんです。

山寺:『ドラゴンボール』は永遠。

野沢:ええ。『ドラゴンボール』は永遠だと思ってます。

山寺:『ドラゴンボール』は今まで多くの⼦供たち、⼤⼈たちを元気にしてきたと思うので、この作品もそうなってくれたら嬉しい です。悟空の前向きさを⾒て元気になる⼈は本当に多いと思うので。

野沢:少しだって後ろは向かないですから。振り向こうともしないですからね。

山寺:あんなにすごい敵やとんでもないのが現れても、

野沢:諦めないですね。諦めないで向かってきますもんね。

『ドラゴンボール超 ビルス』作品概要

  • 放送情報:毎週⽇曜⽇23時15分よりフジテレビ系全国ネットにて放送中、『PrimeVideo』と『U-NEXT』では最速配信も実施中
  • 原作・ストーリー・キャラクターデザイン:⿃⼭明
  • 演出構成:瀬⾕ 沫⼈
  • アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:⼭室 直儀
  • 編集:⻄村 英⼀
  • 撮影監督:元⽊ 洋介
  • ⾳楽:住友 紀⼈

イントロダクション

⿃⼭明先⽣による世界的⼤⼈気漫画作品『DRAGON BALL』(ドラゴンボール)。TV アニメ・映画・ゲームなど様々なメディアミックスでファンを魅了しながら、モンスタータイトルとして全世界で桁外れの⼈気を誇る。

そして、2026年―。⿃⼭明先⽣が原作・ストーリー・キャラクターデザインを⼿掛けるアニメ『ドラゴンボール超スーパー』が『ドラゴンボール超 ビルス』として新たに始動︕本作では、⼤幅な新規カットの追加や描き直し、さらに物語の再構築を⾏い“エンハンスド”。最新の映像表現により、バトルシーンのさらなる臨場感と、より精密な原作再現がほどこされたエンハンスド版としてここに登場する。

魔⼈ブウとの壮絶な闘いから数年が経ち、地球は束の間の平和を取り戻していた。

時を同じくして、⻑い眠りから⽬覚めた破壊神・ビルス。

星々を破壊する圧倒的な⼒を持つビルスの⽬覚めを、界王や界王神たちですら畏れをもって⾒守っていたのだが…そのさなか、フリーザを倒したサイヤ⼈の噂を聞きつけたビルスは、突如悟空の前に現れるー。

かつてない⼒を持つビルスの襲来により、消滅の危機に直⾯する地球…破壊神と悟空たちの宇宙を揺るがす超絶バトルが幕を開ける――。

(c)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション