東京・銀座のカラオケパセラリゾーツ銀座店において2月28日、OVA『こどものじかん 2学期』1科目発売記念イベント「銀座(ザギン)で学芸会!? いえ~す うぃ~ きゃ~ん☆」が開催された。

OVAで描かれる『こどものじかん 2学期』。りんたちは4年生に進級し、さらにドッキリの学校生活が幕を開ける

『こどものじかん』は私屋カヲルが『コミックハイ!』にて連載中の作品。九重りんたち、小学生3人の女の子の学校生活を中心に描いた作品で、2007年にTVアニメ化された。そのアニメ第2期は、OVA『こどものじかん 2学期』として、2月20日に1科目が発売されている。その発売を記念した今回のイベントには、九重りん役の喜多村英梨、鏡黒役の真堂圭、宇佐美々役の門脇舞以、青木大介役の間島淳司、OVAエンディング曲を歌うバンドグループ・Little Nonのノゾミが出演。会場に詰め掛けたファンを、大いに盛り上げてくれた。

イベント会場はご覧の満席! 今回はOVAの1科目購入者が招待された

イベントを盛り上げてくれた出演陣。歌を中心に、トークではアフレコ現場でのエピソードなども話された

九重りん役の喜多村英梨。自ら歌詞を手掛けて歌うOVAオープニング曲「Guilty Future」について、「第2期で見えてくるりんの黒い部分や葛藤などをコンセプトにしました」

鏡黒役の真堂圭。アフレコについて「白井先生と黒のエピソードなどもあり、すごくやり甲斐がありました」

宇佐美々役の門脇舞以。第2期にについて「成長など、4年生に進級したからそこ見えてきたものがあってよかった」とコメント

OVAエンディングを歌うLittle Nonのノゾミ。「第1期のときから関わっており、自分のなかで『こどものじかん』がすごく思い入れのある作品になっています」

司会を務めた青木大介役の間島淳司。アフレコのエピソードを喜多村らに聞くも、返ってきた言葉は「出演していてそんなこともわからないの!?」

今回のイベントでメインとなったのは、なんといってもライブ。全7曲が披露される豪華な内容となった。トップバッターは喜多村で、OVAオープニングテーマ「Guilty Future」を披露。会場の雰囲気を、一気に熱気で包み込んでくれた。そして真堂、門脇、が登場し、ランドセルを背負って3人で歌うのは「れっつ!おひめさまだっこ」。ファンにはテレビアニメオープニング曲としてお馴染みの曲だけに、一際大きな声援が上がっていた。

続いての登場はノゾミ。TVアニメエンディング曲「ハナマル☆センセイション」に、『こじからじお2学期』のエンディング曲「LOVE STUDY DAYS」の2曲を歌い上げた。普段はLittle Nonのボーカルとして多数のライブをこなすノゾミ。ノビのある歌声を、会場に響かせてくれた。さらにOVAエンディング曲「1.2.3 Day」では、ノゾミ、喜多村、真堂、門脇の4人が、初コラボレーション! これにはファンも大喜びで、大きな歓声と拍手が巻き起こっていた。

喜多村はOVAオープニング曲「Guilty Future」で、ライブの口火を切った

力強い歌声でファンを魅了したノゾミ。終始、会場からも声援が堪えなかった

ラスト1曲として単行本付属OVAのオープニング曲「オトメチック初心者でーす」を喜多村、真堂、門脇が披露し一旦ライブは終了。しかし、ここで会場よりアンコールが起こり、その声に3人が応え再びステージに戻ると、ファンからは大きな歓声が。「アンコールは予定外(笑)」(喜多村)と言いながらも、『こじからじお2学期』オープニング曲「よりどりプリンセス」を歌い、ライブを締めくくった。

OVAエンディング曲「1.2.3 Day」での、ノゾミ、喜多村、真堂、門脇によるコラボレーションには、ファンもビックリ!

『こどものじかん』のイベントとしては、珍しくライブ中心となった今回、ファンも披露される歌の数々に大満足。まさにOVA発売を祝うにふさわしい大盛り上がりのイベントとなった。

前列左より、青木大介役の間島淳司、九重りん役の喜多村英梨、後列左より宇佐美々役の門脇舞以、エンディングを歌うLittle Nonのノゾミ、鏡黒役の真堂圭

OVA『こどものじかん 2学期』2科目はバンダイビジュアルより4月24日発売予定。予価6,300円

(C)私屋カヲル/こじか製作委員会