エイチ・アイ・エス(以下H.I.S.)はこのほど、バッグメーカー・マザーハウスとの共同企画ツアー「~マザーハウスの工場でエコバッグをデザイン~ 途上国の可能性を探す旅 バングラデシュ7日間」の販売を開始した。成田空港発着で出発日は3月30日と4月4日。大人2名1室利用時のツアー代金は18万8,000円(別途空港使用料、諸税必要)。最少催行人員は20名。

バッグメーカーのマザーハウスは、途上国においてアパレル製品や雑貨の企画および生産、品質指導などを行う会社で、バングラデシュに同社の直営工場を持っている。今回のツアーでは、途上国の現状視察やオリジナル・エコバッグを作る体験を通じて、途上国であるバングラデシュの可能性を体感したり、ものづくりの難しさや楽しさを経験できるとしている。

ツアーでは現地のバザール(市場)を訪れ、バッグの素材仕入を行った後、マザーハウス直営工場にてバッグ作りの現場を見学。その後、調達した素材を使って現地工員と一緒にエコバッグを製作する。また、マザーハウス代表の山口絵里子氏が途上国ビジネスの実体などについて講演を行うほか、貧困層を対象に「マイクロクレジット」といわれる低利融資を行って村落部復興に尽力する「グラミン銀行」の農村プロジェクトの見学も行うとしている。