カワサキモータースジャパンはこのほど、「Ninja ZX-10R」「ZZR1400」など、輸出向けモーターサイクルの写真を公開した。
「Ninja ZX-10R」は大排気量スーパースポーツモデル。2008年モデルから大幅な変更は行なわれていないが、サーキットにおけるパフォーマンスをさらに高めるため、中低回転域のトルクを損なうことなく、高回転域での性能を高めるチューニングを施した。また、セカンダリフューエルインジェクターの採用、楕円形状スロットルボディ、吸気ポートの形状変更により、さらに優れたスロットルレスポンスを実現したという。
「ZZR1400」は同社のフラッグシップとなる大型スポーツモデル。こちらも2008年モデルから大幅な変更はないが、細部の変更を行った。排出ガスと騒音を低減しながら、最大出力を向上(数値は未公開)。さらに、低速トルクと中速域のレスポンスを向上させたという。
なお、カワサキ系輸入会社であるブライトでは20日より、2009年モデルの「Ninja ZX-10R」および「ZZR1400」の販売を開始している(一部カラーリングを除く)。また、8月に発表した「1400GTR」と「Z1000」などの2009年モデルも、各カワサキ系販売店にて販売されている。