エミレーツ航空は10月14日、ドバイ国際空港に専用新ターミナルとなる第3ターミナルをオープンする。

総床面積51万5,000平方メートルを誇る新ターミナルには、エコノミークラス専用カウンター126カ所を筆頭に、ファーストクラス・ビジネスクラス専用が32カ所、スカイワーズプレミアムメンバー専用カウンターが10カ所、自動チェックイン機60台が備わっている充実ぶり。さらに、同航空の主力保有機A380の専用ゲートを5カ所用意、駐車場内には特大サイズ荷物用カウンターを18カ所も設置する。

スタイリッシュなエミレーツ航空専用第3ターミナル(写真はイメージ)

レストランは、コーヒーショップやファストフードなどの軽食から本格的な料理まで幅広く用意。ショッピングエリアは1万5,500平方メートルの広さとなっており、未発表ではあるものの名だたる一流ブランドたちが店を構える予定だ。

また、新ターミナルの10階建てコンコースには、ファースト・ビジネスクラス専用のラウンジも登場。2,000人以上収容できるスペースを確保し、世界各地の料理やスパ施設などを完備することで、ワンランク上の滞在空間を演出する。

なお、現ターミナルから新ターミナルまでの移行はGCC・アメリカ大陸便から始まり、4段階に分けて実行する。なおオープン後、新ターミナルから最初に離陸するのは、ドバイ - ドーハ便EK843のエアバスA330 - 200となる。