ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ制作、ティム・バートン監督で現在プリプロダクションに入っている『不思議の国のアリス』。バートン作品には欠かせない俳優であるジョニー・デップは出演するのか否かということが至るところで取り沙汰されているが、ある役でキャスト入りするのではないかとのウワサが耳に入ってきた。

その役とは値札のついた帽子をかぶり、三月ウサギの庭でお茶会を開く「帽子屋」(Mad Hatter)だ。もちろん、まだ確定しているわけではないので手放しには喜べないが、続報があればすぐにお伝えしていく。

昨年来日したジョニー・デップ(右)とティム・バートン(左)

9月にはイギリスのプリマスで2週間に渡る撮影を行う。地元紙の「this is plymouth.co.uk」の報道によると、キャスティングエージェントは8月にプリマス入りし、現地でエキストラのオーディションを行うという。選ばれるのは16歳以上の男女合わせて250名。

『007/カジノ・ロワイヤル』などのキャスティングを手がけたIlenka Jelowickiによると、「女の子はロングヘア、男の子はナチュラルなタイプを求めています。ビクトリア朝時代のシーンに出演してもらうので、衣装もヘアメイクもビクトリアンスタイルで統一します」とのこと。

ティム・バートン版『不思議の国のアリス』(正式タイトル未発表)は2010年3月5日の公開を予定している。