カンタス航空の子会社・ジェットスター航空は14日、「成田 - ケアンズ線」と「成田-ゴールドコースト線」の就航を発表した。

同航空の国際線サービスは、2007年3月に関西路線が開設。今回、成田への就航は2008年12月8日を予定しており、現在運行中の名古屋路線が運休になることが既に発表されている。

開設される成田路線は、ケアンズ線は1日1便となる7便、ゴールドコースト線は週5便を運航する。「成田-ゴールドコースト線」はすべてシドニーまでの接続便を利用できる。また、同航空の国内線ネットワークにより、ゴールドコーストからの乗継便はシドニー行きが1日最大10便、メルボルン行きは1日最大8便、ニューキャッスルとアデレード行きは毎日各1便、ニュージーランドのクライストチャーチ行きは最大週3便が運航する。

同航空の成田就航後は、現在カンタス航空が運航する成田 - ケアンズ線を同航空が引き継いで運航する。また、成田 - ゴールドコースト線はカンタスグループ初の就航となる。

基本的な機内サービス以外は有料にするなどにより、低価格を実現している同航空だが、成田線の航空運賃はケアンズ行きが片道2万円から(2009年1月中のみ適用)、ゴールドコースト行きが往復3万円から、シドニー行きが片道3万5,000円から(空港施設使用料、燃油特別付加運賃、諸税別途)としている。

そのほか、同航空では10月1日より現在運行しているの関西 - ブリスベン - シドニー線に代わり、関西-ゴールドコースト間の直行便と、シドニーまでの接続便の運航を開始するとしている。成田就航以降、カンタス系のオーストラリア - 日本路線において、ジェットスター航空がグループで最多の便数を運航となる。