ヤマハ、チャイルドシート付き電動アシスト自転車を発売

ヤマハ発動機は、新設計のチャイルドシートを備えた電動アシスト自転車「PAS リトルモア リチウム」の2008年モデルを6月4日より発売する。価格は11万9,800円。ボディカラーは、従来のアメリカンレッド、スモークベージュ、ジュエルブラウンに加え、新たにアーモンドグリーンが追加された。

同製品は、ハンドル部分中央にチャイルドシートを備えた電動アシスト自転車。新設計のチャイルドシートは、20度から30度へのリクライニング機能を備えたほか、幼児の頭から肩までを広く支える大型ヘッドサポートはサイドガードとクッションを大型化し、高さを無段階に最大18cm調節できる。6段階に調整可能なフットレストや、グリップバー、ポリカーボネート製の透明カバーなども備える。なお、幼児を乗せない場合はフットレストを閉じると大型バスケットとして利用できる。

また、安定的な走行をサポートする専用の低重心アルミ製「オープンワイドフレーム」を採用。てこの原理でスタンドがかけやすく駐輪時の安定性が高い新「らくらく幅広スタンド」や、手元でハンドルの回転をロックする新「テモトデロック」なども装備している。

リチウムバッテリーの容量は従来比約8%増の4.0Ahとしたほか、充放電回数寿命の伸長や、低温特性も改善した。また、アシスト制御プログラムを全面的に見直し、なめらかでメリハリのあるアシストを実現したほか、1充電あたりの走行距離は、標準モード・オートエコモードプラス使用で、約15%向上したという。