ヤマハ発動機は、電動アシストサイクル「PAS」の小径3モデル「PAS CITY-X リチウム」「PAS CITY-C リチウム」「PAS コンパクト リチウム」について、バッテリー性能を向上し、アシスト制御プログラムを見直した2008年モデルを6月4日より発売する。価格は「PAS CITY-X リチウム」が10万5,800円、他の2モデルは10万2,800円。

PAS CITY-X リチウム ※クールグレー

ヤマハは1993年以来、電動アシストサイクルを積極的に展開しており、実用タイプのモデルからファッショナブルなスタイルのものまで多くをラインナップしている。今回2008年モデルとなったのは小径ホイールを採用する3モデル。大径ホイールの「PASリチウム」系や女性向けの「PAS CITY-M リチウム」などはすでに2008年モデルに変更されており、今回はほぼ同様の見直しが小径モデルにも施されたことになる。

改良点は、リチウムイオンバッテリーの性能を向上させたこと。バッテリー容量を従来比で約8%増とし(3.7Ah→4.0Ah)、合わせてサイクル寿命(繰り返し充・放電の回数)の伸長や低温特性の改善などが図られた。また、アシスト制御プログラムを見直し、なめらかでメリハリのあるアシストを実現。これらの相乗効果により、1充電あたりの走行距離が約25%向上したという(ヤマハ調べ)。

今回の3モデルはどれも20インチの小径ホイールを採用しているが、デザインはそれぞれ異なる。「PAS CITY-X リチウム」はユニークなX字形のフレームを採用し、「PAS CITY-C リチウム」は乗り降りしやすいU字形のフレームとなる。「PAS コンパクト リチウム」は「CITY-C」とほぼ同様のフレームながら、バスケットやキャリアなどを装備し、実用性を高めている。

PAS CITY-X リチウム ※クリスタルホワイト

PAS CITY-X リチウム ※ダークグリーン

PAS CITY-C リチウム ※ホワイトパール

PAS CITY-C リチウム ※Bブラック

PAS コンパクト リチウム ※ジュエルレッド

PAS コンパクト リチウム ※スモークベージュ