今年で6回目を迎えるお笑いコンテスト『お笑いホープ大賞』の決勝戦が6日、東京・お台場のフジテレビで開催された。決勝戦にはいずれ劣らぬ実力派が揃い、大賞を受賞したナイツほか芸人同士の熱き戦いが繰り広げられた。

『お笑いホープ大賞 THE FINAL』

優勝したナイツほか10組の若手芸人が決勝進出

「受賞してから、色んな番組に出られるようになった」。前回大会優勝のキャン×キャンが実感を込めて語るほど、お笑い芸人にとって喉から手が出るほど欲しい『お笑いホープ大賞』のタイトル。知名度や賞金額こそ『M-1 グランプリ』を下回るものの、在京の民放局が協力し、テレビ関係者が一堂に注目する大会とあって、受賞の意義は大きい。事実、第2回大会優勝のアンガールズは、それまで無名だったにも関わらず、大賞受賞直後からめざましい活躍を見せている。

また放送関係者による審査以外に、会場に足を運んだ一般客の採点が大きな意味を持つ点も、この大会の特徴。制限時間を1秒でもオーバーすれば失格となる緊迫した空気の中で、いかに会場の笑いを積み重ねられるかが明暗を分ける。本大会の監修を務めた放送作家・元祖爆笑王ほか各審査員に「決勝戦らしい決勝戦」、「それぞれにオリジナリティがあり、甲乙つけがたい」「何としても勝ちたい思いが伝わってくる」と評された注目の決勝戦。まだまだテレビでは見る機会の少ない10組の若手芸人たちを一挙に紹介したい。 続きを読む