厚生労働省は30日、2006年11月に実施された調査結果「平成18年国民健康・栄養調査結果」を発表した。同調査によると、糖尿病が疑われる人は約1,870万人にのぼると推定され、2002年と比較すると約250万人、1999年実施の同調査と比較すると約500万人も増加していることがわかった。

また、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)については、40~74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームを強く疑われる者又は予備群と考えられるとしている。

このように糖尿病やメタボリックシンドロームが増加している背景について、厚生労働省では「生活習慣の変化」を主な要因として推測しているという。同調査によると、朝食の欠食率は20歳代で男性30.6%、女性22.5%となっており、午後9時以降に夕食を開始する人が増加している。また、男性の20~50歳代、女性の20~40歳代の40%以上と半数近い人が、日常生活で体を動かすことを「実行していない」ということで、「運動不足も要因のひとつではないか」(同省)とのことだ。

厚生労働省では、各種キャンペーンなどを通じて「生活習慣の改善」を呼びかけていきたいとしている。