3月22日、横浜・関内にて、tvk開局35周年記念「tvkアニメまつり2008」が開催された。このイベントは横浜・関内ホールと"ヨコハマNEWSハーバー"の2つの会場を使用。関内ホールでは、tvkが4月クールで放送する新作アニメをひと足早くチェックできる上映会や人気声優によるトーク、ライブなどが行われた。その一方、ヨコハマNEWSハーバーでは、4月5日から放送が開始されたTVアニメ『仮面のメイドガイ』に合わせて、横浜駅のメイドカフェ「Honey Honey」が1日限定で出張オープン。メイドさんとのゲーム大会やグッズの販売などが行われた。

そのヨコハマNEWSハーバーにて、メイドカフェ終了後に行われたのが、「Anime-TV in tvkアニメまつり2008」と銘打たれた『アニメTV』(毎週土曜日深夜24時~24時30分)の公開収録。18時からの開始となっていたが、開場時間のかなり前から行列ができるなど、たくさんのファンが集まった。

公開収録にはおよそ200人のファンが参加。立ち見が出るほどの盛況ぶりだった

まずは、番組のテーマソング「ハピネス」の曲とともに、司会の山本麻里安が登場。オープニングトークで場を盛り上げ、ファンの心をがっちりと掴んだ。そして、最初のコーナーは「春の新番組紹介」。番組でレポーターを務める、谷川遥、長谷川千紘、瞳麻弥の3人が登場し、山本とバトンタッチ。会場の大型モニターの映像に合わせて、『我が家のお稲荷さま。』や『純情ロマンチカ』、『S・A ~スペシャル・エー~』など、tvkで放送される春の新番組5本を紹介した。

番組のテーマソング「ハピネス」をバックに登場する司会の山本麻里安。「どこから来たの?」といった感じのお約束トークを交えつつ、会場を盛り上げる

番組レポーターの3人(写真右から谷川遥、長谷川千紘、瞳麻弥)が春の新番組を紹介。大勢のファンの前でちょっぴり緊張気味の様子だ

春の新番組紹介の後はゲストコーナー。ふたたび山本麻里安が登場し、ゲストである矢田みこと佐藤ひろ美との3人で楽しいトークを繰り広げた。ちなみに佐藤ひろみは昨年の夏に秋葉原で行われたイベントでは歌手としての登場だったが、今回は矢田みこのプロデューサー。2人の出会いから、プロデュースをするようになった経緯、さらには、矢田が4月18日にリリースする「Time Fly」と「ひとひらハート」についてなどが語られた。イベントでしか聞けないようなサービストークもありで、来場したファンも大喜びのゲストコーナーとなった。

最初のゲストは、矢田みこ(左写真・中央)と佐藤ひろ美(左写真・右)。トークの後、矢田によるミニライブが行われ、「Time Fly」と「ひとひらハート」の2曲が披露された

引き続き行われたのが、番組のテーマソングである「ハピネス」のコーナー。ここで登場したのが、番組の名物コーナーである「DVD倶楽部」でナビゲーターを務める弊誌・千葉保弘。「ハピネス」およびカップリング曲の「I miss you...」の作詞を担当しており、今回はナビゲーターではなく作詞家の"大先生"としての出演となった。

番組では淡々とした口調でトークを進める千葉だが、イベントではテンションやや高め。本人によると「仕事で徹夜明けだったから……」

「ハピネス」誕生秘話をはじめ、作詞をする際の苦労、さらには千葉の素性など、番組での掛け合いそのままに、息のあった赤裸々トークを展開する2人。山本麻里安が歌う前に、「歌詞を間違えないように」と千葉はしっかりプレッシャーをかけていた……。

最後に山本麻里安が「ハピネス」と「I miss you...」を熱唱。2曲とも歌詞を間違えることなく無事にクリアした。なお、「ハピネス」を公の前で歌うのはこのイベントがはじめてだったとか

イベントの出演者が全員集合

緊張していた3人も最後は笑顔

この公開収録の模様は、今週末の4月12日(土)深夜24:00からの「アニメTV」にて放送されるので、じっくりとチェックしてみよう。