カゴメはこのほど、全国の25歳~59歳の既婚女性を対象に実施した「女性の"若々しさ"に対する意識調査」の結果を発表した。同調査によると、年相応と思う人は約60%で、「実年齢より若々しく思う」人の割合は28.4%という結果になった。有効回答数は2,163。

若々しく思うか? という質問に関して40~50代の回答では「若い」と答える人が多い
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調査結果によれば、「見た目(外見)」の理想年齢は33.3歳。だが、自己評価年齢は40.2歳と6.9歳のギャップがあった。また、「気持ち(精神)」の理想年齢に関しても、結果は33.7歳だが自己評価年齢は37.8歳とこちらも4.1歳の差が生じた。、「おしゃれ(ファッション)」でも、理想33.3歳、自己評価年齢は37.8歳という結果になり、「からだ(健康)」に至っては、理想年齢31.3歳に対し、自己評価年齢は43歳と11.3歳もの開きが出た。このことから、いずれも全て自己評価年齢が高いことが分かり、現代女性のからだ年齢に対する理想と評価に大きなギャップがあることと「からだの老化」への不安が窺えた。そして、「自分が一番魅力的な(だった)年齢は」という項目の平均年齢は、なんと28.2歳。どの質問項目よりも低い年齢となった。

一方で、本当の「若々しさ」はエステや化粧品ではなく、「内臓の健康」だと考える人が73%と大多数を占め、多くの女性がからだの内面こそ「若々しさ」にとって重要との認識を持っていることが明らかになった。ちなみに「若々しいと思う有名人」では、女性では女優の黒木瞳、森光子、吉永小百合が上位3位を占め、男性では1位は郷ひろみ、以下、福山雅治、加山雄三が選ばれた。

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同調査より、気持ちやファッションの若さには自信があるものの、"からだ"には少々不安と感じている現代の女性像が浮き彫りになったと言えるだろう。