6月21日、いよいよシリーズ最新作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が日本公開される。また今年は、『スター・ウォーズ』の日本公開から数えて30周年でもある。そこで、壽屋企画部の岩崎友海さんと営業部の山下健二さんのおふたりに、同社で開発中のこれら2作品の新商品についてお話をうかがった。

壽屋営業部の山下健二さん(左)と企画部の岩崎友海さん(右)

――まず、『スター・ウォーズ』の商品を紹介していただけますか?

「弊社では2002年から映画『スター・ウォーズ』シリーズとして、フィギュア・キットというものをやらせていただいております。フィギュア・キットというのは、名前のとおり組み立て上がった状態の商品ではなく、『簡易組み立て塗装済みキット』と銘打って販売しているものです」

――フィギュアがいくつかのパーツに分かれているわけですね。

「簡単な差し込みだけでできあがる組み立て式になっています。その基本シリーズであるARTFXシリーズの最新商品のひとつが、このタイファイター・パイロットです。劇中に登場する帝国軍のタイファイターという戦闘機のパイロットを立体化したものです」

映画『スター・ウォーズ』に登場する帝国軍のタイファイター・パイロット。ベースの上で銃を手にキメポーズをとっている。パイロットの足元にあるのは、マウス・ドロイド
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――わざわざパーツに分けているのは、なぜなんでしょう?

「そうすることによって、一部を差し替えることができるんです。例えば、このタイファイター・パイロットの場合ですと、腕のパーツを交換することによって、ポージングを変えることができます」

――なるほど、銃を構えるポーズが変わったりするわけなんですね。

「これは両腕が取り替え可能なため、4つのパターンのポージングを楽しんでいただくことができます」

――腕の取り替えパーツのほかに、付属しているものはありますか?

「ベースと銃のほか、このようなマウス・ドロイドという、ちょっとした小物も付けてみました(笑)」

――発売は、いつごろなりますか?

「6月発売の予定で準備を進めています。予価は9,800円です」