――どのような付属品が付く予定なのか、もう少し詳しくうかがえますか?

「まず、基地の中で兵員を輸送するカーゴですね。そして当然ですが、X-Wingに乗り込むパイロット。それから戦闘機を誘導する兵士や、燃料パイプを使ってX-Wingに燃料を注入している整備員の人形といった、合わせて10アイテムほどの付属品が付いてきます」

――X-Wing自体に可動する部分は、ありますか?

「当然、X-Wingというだけありまして、翼をX字の形に開くことができます。そのほかにも、下のハッチが開閉したりできます。さらに細かいようですが、X-Wingに搭載されるR2-D2をロックするための可動部分も設けています(笑)」

R2-D2も付属する
(C)2008 Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved. Used under authorization.

R2-D2も含めた全体は、こんな感じ
(C)2008 Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved. Used under authorization.

――こちらの商品の発売は、いつごろになるのでしょうか?

「今年の5月を予定しています」

――予約することもできますか?

「ただ今、絶賛予約受け付け中です(笑)」

――ちなみに、こちらの商品の開発期間は、どのくらいでしたか?

「内部構造まで再現するというのは、弊社としても初めて挑戦するといっていいジャンルでして、気がついたら2年近く経っていました(笑)」

――コトブキヤさんの『スター・ウォーズ』商品には、劇中に登場するキャラクターのフィギュアというイメージがあるんですが、そういった路線からすると、この商品はかなり挑戦的な試みだったということなんでしょうか?

「おっしゃるとおり、これまで弊社で開発してきた商品は、いわゆるキャラクター・フィギュアだったのですが、『スター・ウォーズ』をやらせていただいている以上、やはり、ビークルにも取り組んでみたいという話は出ておりました」

――すると、どういった形で新ジャンルに乗り出されたのでしょう?

「ファインモールドさんというところが、今、日本の『スター・ウォーズ』プラモデル・メーカーさんの雄として、X-Wingをはじめとする精巧なディティールの商品をいろいろ展開されているんですが、今回弊社は、そちらとのコラボレーションという形でこの企画をスタートさせました」

――こちらの商品のお値段は、おいくらの予定ですか?

「1個4,200円の物が6個入りになっておりまして、1ボックス25,200円になります」

――なるほど。

「これだけ動くX-Wingで、これだけ大きくて、しかも塗装もしてあると。いざ、この現物を目にされると『これが、この値段で買えちゃうの?』という、いい商品になりますので乞うご期待! です。動かしていただいたりとか見どころがいろいろありますので、ぜひお買い求めいただいて、ゆっくり楽しんでいただきたいと思います(笑)」

――これだけのデキのものになると、海外のお客様でも欲しいという方がいらっしゃるのではないでしょうか?

「ありますね。弊社の商品は海外の流通にものせておりまして、大変ご好評いただいております。コトブキヤの名前も海外でも、かなり知られてきていますね」

――サイズは何センチありますか?

「全長32cmになります。イベントなどにお越しの際には、ぜひじかにご覧いただきたいと思います」