東京のど真ん中に突如として雪遊び広場と巨大雪だるま約30体が出現するユニークなイベント「第7回神田雪だるまフェア」が1月26日,27日の両日開催される。このイベントは千代田区が群馬県嬬恋村と姉妹提携を結んでいることから「自然のないビル群に雪を持ってきて遊ぼう」(実行委員会)と例年開催されているもの。使用される雪はすべて嬬恋村から運ばれており、その総重量は70トンに上る。

趣向を凝らした雪だるま約30体が道行く人の目を楽しませる

当日は小川広場に雪が厚く敷き詰められ、そり遊びなどの雪遊びが自由に行えるほか、靖国通りの都営地下鉄小川町から神保町までの区間の両側の歩道に巨大雪だるまがずらりと並ぶ。

雪を敷き詰めた小川広場ではそり遊びなどが楽しめる

雪だるま制作を行うのは主に一般公募されたチーム。25日夕方から26日にかけて直方体の雪の塊を削り上げて1日で完成させる。完成した雪だるまは幅と奥行きが約1m、高さ約2mで重量は約1トン。26日にはその完成度やおもしろさを競う「雪だるまコンテスト」の審査があり、27日には表彰式が行われる。

会場では有料・無料の飲食物の提供が行われるほか、無料で参加できる抽選会や万座温泉の足湯なども楽しめる。実行委員会によると昨年度来場者数はアンケートに回答した人だけで約4万5,000人。神田雪だるまフェアに関する情報は、公式ブログにて随時更新中だ。