資源エネルギー庁は新潟県中越沖地震の発生から約半年に当たる17日より3日間、新潟県の復興をアピールする「あったか元気! 新潟フェスタ」を東京国際フォーラムにて開催する。

がんばってます!!にいがた復興ロゴマーク。春の桜、夏の花火、秋の稲穂、冬の雪といった新潟の四季を表している

2007年7月16日に発生した新潟県中越沖地震は、柏崎刈羽原子力発電所を直撃。運転停止による夏の電力不足をもたらし、東北・関東に多くの電力を供給する「電気のふるさと」である新潟県に大きな被害を与えた。資源エネルギー庁では新潟県の復興をアピールするため、地震発生から約半年に当たるこの時期に同フェスタを開催するとしている。

東京国際フォーラム ロビーギャラリー(ガラス棟地下1階)にて行われる観光物産展「がんばってます!!にいがた展」では、地元産品の展示・即売を実施。あわせて、豊かな大自然を抱える新潟県のみどころや、地震後の様子(市街地や発電所など)をパネルやポスターを用いて紹介する。参加費無料、申込不要。開催日程は17日~19日(11時~19時)。

また、1月18日15時からは、東京国際フォーラム ガラス棟G701にてパネルディスカッションを実施。パネリストとして、泉田裕彦氏(新潟県知事)、星野知子氏(女優)、会田洋氏(柏崎市長)、望月晴文氏(資源エネルギー庁長官)、品田宏夫氏(刈羽村長)が登壇。評論家の木元教子氏をコーディネーターに迎え、「新潟のあしたを考える」をテーマに討論を行う。なお参加するには 「あったか元気! 新潟フェスタ」のWebサイトより申し込む。定員は200名(先着順)、参加費は無料。