「南スペイン ロングステイ下見ツアー」パンフレット

近畿日本ツーリストは、団塊世代をターゲットとした海外旅行企画「南スペイン ロングステイ下見ツアー」を発売した。同企画は海外に長期滞在するにあたり、現地を下見するという趣旨で企画立案されたとしている。

財団法人ロングステイ財団の調査によると、スペインはヨーロッパにおいて、ロングステイ先の人気第1位を誇っているという。特に今回訪問する南スペインは、1年を通じ温暖な気候で、欧米人も多く長期滞在すると言われている地域だ。

同企画は、スペイン南部のアンダルシアと首都マドリッドに8日間滞在するAコースと、アンダルシアに8日間滞在するBコースの2コースを用意。Aコースでは、高速鉄道に乗って車窓からの眺めを楽しむことができる。一方Bコースでは、最長1カ月間の延泊が可能となっている。観光を兼ねての下見やじっくり滞在先を吟味するといった個々の目的によってコースを選択することができる。

両コース共通の日程には、長期滞在用宿泊施設を見学や日本人ガイドによるスーパーマーケットや乗り物の乗り方などの案内などが組み込まれている。さらにアンダルシア滞在中は、携帯電話無料貸し出しのサービスが付く。

出発日は、両コースとも2月28日、5月9日の2日。いずれも成田空港発着で、旅行代金は2月28日発のAコースが29万円、Bコースが25万円、5月9日発のAコースが33万円、Bコースが29万円(いずれも2名1室利用時の大人1名料金)となる。

また1月19日には、KNT新宿支店にて「スペインロングステイセミナー」を開催する。スペイン政府観光局協力のもと、スペインのロングステイ事情や現地事情などが詳しく聞けるものとなっている。開催時間は11時～12時30分まで。費用は無料で、申し込みは電話にて受け付けるとのこと。