JTBグランドツアー&サービスは19日、2008年3月~11月出発の新商品を発表する。

同社は、シニア向けの海外ツアー商品を販売しており、独自のツアー責任者(添乗員)体制を取り入れている。ツアー責任者体制とは、ツアー責任者がひとつの旅行を申し込みから帰国後まで一貫して担当することで、ツアー参加者の生の声を次の企画に反映させられるというメリットがあるのだという。

イタリアコースのみのパンフレットもある

今回の商品全体では、前年の1.5倍となる75コースを用意。人気の高いイタリア・トルココースを増加させ、新方面として、グリーンランドやナミビア、ブータン、マダガスカル等を加えている。また売れ筋コースを中心に、ビジネスクラスのみの出発日や1名参加者が気兼ねなく楽しめる「1名参加者限定」の出発日を設定し、多彩な企画を盛り込んだ。さらにコースによっては日本人の利用が少ないレストランや、観光にかける時間を1.5倍に伸ばすという工夫がなされており、参加者にとって有意義な時間を過ごせるための改善がされている。

トルココースだけのパンフレットもあるという

例えば「聖地エルサレム3連泊とイスラエル周遊10日間」では、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の聖地であるエルサレムを中心に、旧市街のトンネルウォークや城壁の上の散策、死海での浮遊体験などをし、10日間で9つの世界遺産を巡る。旅行代金は、40万8,000円~(2名1室利用時の1名料金、エコノミークラス利用)となっている。