陽気なペンギンたちが、常夏の島でサーフィンバトルする姿を描いたCGアニメ映画『サーフズ・アップ』の舞台挨拶が都内で行われた。この作品の日本語吹替版に声優として参加した小栗旬、山田優、マイク眞木の3人が舞台挨拶に登場した。

舞台挨拶に登場した3人。左から、マイク眞木、小栗旬、山田優

ペンギンたちの熱いサーフィンシーンが最大の見所

まずは、この作品の主人公、最高のサーファーを目指すイワトビペンギンのコディの吹き替えを担当した小栗旬が「とにかく初日を迎えて嬉しいです。もう、皆さんから頂いた拍手だけで満足です」とコメント。続いて、ヒロインであるジェンツーペンギンのラニを演じた山田優が「けっこうシュールな笑いが所々に入っていて、子供だけでなく大人も楽しめる作品だと思います」と作品の魅力を語った。伝説のサーファーであるオウサマペンギンのビッグZを演じたマイク眞木は「サーフィンのシーンがとにかくリアル。今では伝説となっている幻の技も見られます。サーフィンをやっている人にはたまらない映像が満載です」と海の男らしく、同作のサーフィンシーンの魅力を語った。

俳優として映画やドラマで大活躍の小栗旬。声優は『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』、『劇場版 どうぶつの森』などでも経験済み

「自分が演じているラニの登場シーンだけでなく、もう全てのシーンが好きです」と語った山田優

ジェリー・ロペス、ケリー・スレーターなど実在のサーファーの名前も挙げながら、作品の魅力を語ったマイク眞木

本作では迫力あるサーフィンシーンだけでなく、温かい友情や愛情もたっぷりと描かれる。劇中でコディとビッグZは、サーフィンを通じてまるで親子のような師弟関係で結ばれる。自身の理想の父親像について尋ねられた小栗旬は「マイク眞木さんは本当に格好良いし、父親だったら素敵。でも、一番尊敬してるのは、やっぱり自分の父親です」とコメント。山田優も「マイク眞木さんは本当に理想のお父さんという感じでした」と語り、マイク眞木を喜ばせた。最後に小栗旬が「サーフィンの良さや、自然との一体感、リゾート感覚も味わえます。冬の寒さも吹き飛ばす映画だと思います」と作品の魅力を熱く語った。 『サーフズ・アップ』は、日比谷スカラ座ほかにて全国ロードショー中。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給