マツダは、オープンスポーツカー「ロードスター」に、ブラック本革シートやBBS社製アルミホイールなどの上級装備を採用した特別仕様車「プレステージエディション(Prestige Edition)」を設定し、10月1日から発売する。価格は、6MT車が295万円、6AT車が305万円。受注生産にて販売される。

ロードスター「プレステージエディション」(6AT車)※ボディカラーはハイランドグリーン

「ロードスター」は、1989年から発売されるロングセラーモデルの2人乗りオープンカー。現行モデルは3代目にあたる。"単なる速さよりも操る楽しさを優先させる"というメーカーの意思から、「人馬一体」と「Lots of Fun」をコンセプトに掲げている。

今回発売される「プレステージエディション」は、「ロードスター・パワーリトラクタブルハードトップ」の上位機種「RS RHT」(6MT車)、および「VS RHT」(6AT車)をベースにしたもので、シートヒーター付本革製バケットシート、BBS社製鍛造17インチアルミホイール、ステンレス製スカッフプレート、フロントフォグランプなどを特別装備し、ロードスター最上級車にふさわしい仕様とした。また、運転席のラチェットレバー式シートリフターは、シート高を上方向へ3cmの調節が可能。そのほか6AT車では、カウル結合タイプのフロントサスタワーバーと横滑り防止機構が特別装備として追加される。ボディカラーはベースモデルと同様に7色が用意される。

シートヒーター付本革製バケットシート。グレーのステッチが効いた作りこみになっている

BBS社製鍛造17インチアルミホイール