松下電器産業は、加齢によって脚力の衰えを感じていたり、膝へ負担をかけずに運動を行いたい人が、座ったままの姿勢で歩行運動を行える「健脚フィットネス機器 らくらくウォーク」を9月1日から発売する。価格はオープンで、推定市場価格は25万円前後。

膝への負担を抑えつつ歩行運動ができる

同商品に座って起動すると、シートが左右斜め前に動く。この動きに合わせながら、「ひざらくステップ」というステップを踏み込むだけで、太ももの筋力を鍛えることができるという。運動時、膝の角度は「膝への負担が少なく、運動効果が高いとされる約140度に自動的に保たれる」(同社)ため、膝関節にかかる負担はウォーキングの約8分の1程度であるという。

操作パネルは、高齢者が使用しやすいよう大型で、パネルに運動時間とスピードを設定するとステップを踏んだ回数が表示され、運動量の目安がわかるようになっているという。