「週刊ヤングマガジン」(講談社)で好評連載中の『湾岸ミッドナイト』(作・楠みちはる)が6月にアニメ化される。その初回アフレコが13日、都内で行われた。主人公・朝倉アキオ役を演じる小栗旬をはじめ、モデルの秋川零奈役を演じるすほうれいこなどが顔をあわせた。制作はこれまでに『頭文字(イニシャル)D』などを手がけてきたオービー企画。

主演の御三方。小栗旬(中央)、すほうれいこ(右)、三木眞一郎(左)

『湾岸ミッドナイト』はすでに実写化もされているが、今回は「特に時速300キロの世界を再現し、スリリングな映像にこだわりたい」(宇佐美プロデューサー)とのこと。レーサーの土屋圭市氏を監修に迎え、リアリティを追求している。

恋人役を演じるふたりのツーショット

ふたりとも「車、大好きです♪」

主人公の朝倉アキオについて、小栗旬は「原作ではほとんど喋らないキャラクターなので、役作りが難しい」と少し困った表情。しかし「今回、僕自身は画面に出ないので、僕の声と制作された絵の雰囲気がうまく合えばいいな、と思ってます」と、手ごたえを掴んだ様子。

零奈役のすほうれいこは「声優は役に合った声を出さなければならないから不安もありましたが、音響監督から『自分らしくやって欲しい』と言われ、リラックスできました。長丁場なので、楽しく頑張りたいですね」と、声を弾ませた。

島役の三木も「大勢のファンがいる作品なので、裏切らないように頑張りたい」と意気込みを語った。

公開アフレコ。静かながらも、熱い駆け引きが早くも始まった

「OKでーす」の声に笑顔の小栗旬

零奈を演じるすほう、真剣!

すほう「わたしらしく頑張ります」

小栗「ノドのケアをしなくっちゃ」

このような画面を見ながら声を当てていく

『湾岸ミッドナイト』は6月9日午後9:00~、10日午後2:00~にスカイパーフェクトTV! 724ch「アニマックス」で第1話を先行放送。6月15日より160ch「パーフェクトチョイス」で毎月2話ずつ放送を開始する。その後、DVD(セル、レンタル)やゲームソフトの発売も予定されている。

主人公:朝倉アキオ(小栗旬)
いわくつきの"悪魔のZ"を再生させ、首都高最速を目指す

秋川零奈(すほうれいこ)
モデルとして活躍しながらも、32Rを駆るテクニックはピカイチ

島達也(三木眞一郎)
通称"湾岸の黒い怪鳥・ブラックバード"。普段は外科医

このメンバーで全話全速で走りきる!!

(C)楠みちはる/講談社・オービー企画