はじめまして、NR・サプリメントアドバイザーの関川です。
近年は筋肉増強や性機能強化に効果的としてテストステロンブースターが急激に人気を高めていますね。口コミを見ていても「男としての自信を取り戻せた」「筋肉がデカくなった」「若い頃のような精力に戻った」など絶賛の声が多数あげられています。
ところが、実際にWebで調べると「テストステロンブースターは効果なし」という口コミや効果を疑問視するコラムを目にしませんか?
それもそのはず、実はある海外の研究は50製品のテストステロンブースターを分析したところ、テストステロンを増加させる科学的根拠がある成分を含んだ製品は24.8%しかなかったことが報告されています※1。それどころか、10%は逆にテストステロンを減らす成分が含まれていたことも確認されているのです。
体感している人が多く人気がどんどん高まる一方、効果なしの疑いを加速させる情報があるこの状況……いったい何が正しい情報なのでしょうか?
今回はサプリメントアドバイザーとして、テストステロンブースターの効果なし疑惑を徹底解説します。
本当にテストステロンブースターは「効果なし」なのか?
早速核心に迫りますが、本当にテストステロンブースターは効果なしなのでしょうか?
結論として、テストステロンブースターは正しく選べば決して効果のない製品ではありません。むしろ、サプリのなかではかなり体感の強い部類といってよいでしょう。
実際に「テスノア」や「LJ100」、「テストフェン」などメジャーなテストステロンブースターのデータを確認しても、テストステロンの大幅増加はもちろんのこと、性機能の改善や筋肥大効率のUPなど顕著な効果が研究で確認されているのです。
また、弊社では日々お客様からテストステロンブースターに関する問い合わせを受けていますが、優れたデータが存在する成分を利用した人からの喜びのお声を頻繁にいただきます。
データと経験則から、適切なテストステロンブースターを選ぶことさえできれば、効果なしなんてことはないと、自信をもってお伝えできます。
ただし、テストステロンブースターのほとんどが効果なしとするWebの情報もまた、決して間違いではありません。
なぜならサプリ後進国の日本では、印象だけで適当に選ぶと悪質な製品に当たる可能性が高いからです。
科学的根拠が不明な成分がテストステロンブースターとして売られていたり、大々的にアピールしている成分が実際は必要量入っていなかったりなど、粗悪な製品が後を絶ちません。
つまり、あなたが強い実感のテストステロンサプリを手にしたいと思うなら、粗悪な製品を見破りデータに基づいて判断する力が必要です。
絶対に避けるべき「効果なし」のテストステロンブースター4選
では、具体的にどんなテストステロンブースターは「効果なし」として避けるべきでしょうか?
ここからは「効果なし」と言われるテストステロンブースターの特徴を見ていきましょう。自分が選ぼうとしている製品に当てはまっていないか、しっかりチェックしてください。
①:配合成分がビタミンやミネラルなどの必須栄養素だけ
1つ目は、ビタミンやミネラルなどの必須栄養素だけしか含まないのにテストステロンブースターを名乗っている製品です。
たとえば、ミネラルの一種である亜鉛はテストステロンに効果的といわれますが……いったいなぜ避けるべきなのでしょうか?
亜鉛などの必須栄養素はホルモン分泌など身体の機能を維持するために必要なため、不足すると大幅にテストステロンが減少する性質があります。ただし、不足していない人が追加で摂取する必要は全くなく、むしろ効果なしであることが明らかになっているんです。
実際、推奨量(11mg)の亜鉛を毎日摂取している健康的な男性が、30mgの亜鉛を8週間摂取した研究があります。残念ながらテストステロンに変化はなく、追加で摂取した分は無駄であったと判断できる結果となりました。※2。
しかし、世間ではビタミンやミネラルがあたかも「テストステロンを爆発的に増加させてくれるすごい成分」であるかのように紹介されていることもあるのでご注意ください。
ちなみに、現在有力なデータが報告されているテストステロンブースターは、いずれも特殊な有効成分を含む植物のエキスです。
ビタミンやミネラルはあくまで補助的要素であることを覚えておきましょう。
②:マカやすっぽんなどテストステロン増加のデータが無い素材で構成されている
2つ目はいかにも効きそうなイメージが浸透しているのに、実はデータが無い成分を採用している製品。
たとえばマカやすっぽんは古くから男らしさの増強に役立つとされる人気の素材ですが、実はテストステロンの増加に関して科学的根拠となるデータが存在しないことをご存じでしょうか?
特にマカは「テストステロンを高める」として紹介されることも多い成分にもかかわらず、実際には全く増えないとのデータが報告されているのです。
21歳〜56歳の健康的な男性57名に対して3,000mgのマカを3ヵ月摂取させてテストステロン値を計測したところ、摂取の前後で変化がありませんでした※3。
サプリを選ぶ時は、少なくとも成分レベルのデータを確認してからにしましょう。
③:規格化素材が使用されていない
3つ目は聞き慣れない「規格化」について。規格化とは、サプリメントに含まれる有効成分の濃度や品質を一定に保つことを指します。
たとえばテストステロンブースターとして知られるトンカットアリは、中に含まれる「ユーリコマペプチド」「ポリサッカライド」「グリコサポニン」などの有効成分が実際の効果を引き出しています。
そして規格化がされていない原料はその時々の生育環境や加工方法により有効成分の量が変化するので、同じ成分量なのに効果が見込めなかったり、ばらつきが発生したりするのです。
逆に規格化された成分を選ぶことで製品ごとに有効成分のブレがなくなり、常に安定した効果が期待できるようになります。
特にハーブ系の原料は「トンカットアリ」「フェヌグリーク」など素材の名前だけではなく、規格化された成分があるかどうか? を確認すると、より効果の高いサプリを選べます。
④:推奨量が含まれていない
4つ目はいたってシンプル。サプリメントの効果を確実に得るためには、成分が「推奨量」含まれているかどうか? をチェックするのが非常に重要です。この推奨量とは、研究で一定の有用性と安全性が認められた量のこと。
つまり、科学的根拠がある成分を実際の研究と同じ条件で摂取できれば、より効果を実感しやすくなるわけです。
ところが、実際のサプリには必要な量が含まれていないケースや、そもそも含めることが困難な素材も珍しくありません。
たとえば皆さまお馴染みの「マカ」は、研究で1日1,500mg~3,000mgの摂取により効果を発揮することが示唆されています。しかし、市場に出回る製品を見ると、1,500mg以上含まれているカプセルや打錠の製品はほとんどありません。1番の理由はカプセルの限界にあります。
カプセルは大きいと感じるサイズでも1個で300mg程度しか成分が入りません。つまり、3,000mgを入れたければ、最低でも1日10個飲む製品ができあがるわけです。もちろん成分はマカだけじゃないので、他にも詰め込むと飲む量はどんどん増えていきます……。
その他テストステロン系の素材は原料費が高いため、悪徳な業者が配合量を記載せず極微量だけ入れてアピールをしているケースも目立ちます。
そこで注目すべきが、確実に推奨量が含まれている「商標成分」を使用したサプリメントです。商標成分とは、特定の有効成分を規格化し、推奨量以上を含めるようメーカーが厳しく管理している成分を指します。
たとえば「トンカットアリ」由来の商標成分である「LJ100」などは「推奨量を守らなければ製品に使用できない」という取り決めをメーカーと行わないとサプリに配合できない仕組みが取られているんです。
そのため、データが豊富な商標成分を選ぶと、効果もより感じやすくなります。
よりテストステロンブースターの効果を高めるにはどうすればいい?
ここまで避けるべき特徴を確認しましたが、さらに効果を引き出すためのコツもあります。
正しい製品を選んだうえで、以下のポイントに気をつけることで、テストステロンブースターの効果を最大限に引き出しましょう。
①:年齢や目的に応じた成分を摂取する
テストステロンブースターを最大限に活用するためには、年齢や目的に応じた成分を選ぶことが重要です。同じテストステロンブースターでも、成分ごとに作用メカニズムが異なり、筋力増加、活力向上、男性機能のサポートなど、それぞれ得意とする効果が変わります。
そして個人の体質や健康状態によっても反応が異なるため、単純に「テストステロンを高める成分だから」といってどれでもよいわけではないのです。
たとえば、加齢による衰えを感じている40代以上の方であれば「LJ100」などが適しています。LJ100は加齢により衰えを感じている人を対象に臨床試験を多数実施しており、好ましい結果が報告されています。
一方、筋力向上を目的とする若年層であれば、フェヌグリーク由来の「テストフェン」が理想的です。テストフェンは、筋力向上や運動パフォーマンスの強化が確認されたデータが多く、20代の若年層を対象に行われた研究でも優れたデータが確認されています。
また、テストステロンブースター以外の素材を組み合わせることで、より一層の効果を得られる場合もあります。たとえば、男性機能をサポートしたい方は血管の健康が鍵となるため、血流を促進するNOブースターと組み合わせることで、相乗効果が期待できるでしょう。
自分の年齢や目的に合った成分を選び、適切な組み合わせで取り入れることで、より実感を得られるようになります。
②:吸収サポート成分が含まれているサプリを選ぶ
テストステロンブースターの効果を最大限に引き出すには、体内での「吸収力」も重要なポイントです。
せっかくのハイエンドなサプリですから、誰もが無駄なく吸収して効果を高めたいと思うのが当たり前ですよね。実はそんな願いを叶えてくれる成分があることをご存じですか?
「アストラジン」や「バイオペリン」は、同時に摂取した栄養素の吸収をサポートする成分として知られています。小腸での吸収効率を高める作用があり、摂取した有効成分が体内にしっかりといきわたるようにしてくれるのです。
弊社に寄せられる声や自分で様々な製品を試してきた経験からお話させていただくと、アストラジンやバイオペリンが含まれているサプリの方が強い体感を得られることは間違いありません。
少しでも実感の可能性を高めたい人はどちらも含まれるサプリメントを探すと良いでしょう。
③:摂取しながら生活習慣にも気をつける
テストステロンの値は、日々の生活習慣に大きく影響を受けます。たとえば、睡眠不足や慢性的なストレス、運動不足は、どれもテストステロンを低下させる大きな要因。こうした生活習慣が乱れたままだと、どれだけ優れたテストステロンブースターを摂取しても、効果を感じにくくなってしまいます。
どういうことか、具体的にみていきましょう。
まずは睡眠不足がテストステロンに与える影響。海外の大学で行われた研究によると、普段8時間の睡眠をとっていた健康な男性たちに5時間睡眠を1週間続けさせた結果、テストステロン値が最大15%も低下したとのデータが示されています※4。
また、慢性的なストレスもテストステロン低下の一因です。ストレスを受けると、体内で「コルチゾール」というホルモンが分泌されますが、このコルチゾールはテストステロンと対立する関係にあり、ストレスが高いほどテストステロンが低下しやすい状態になります。
さらに、食事や運動で適切な体型を維持することも重要。肥満の男性は通常体型の男性と比べてテストステロン値が30%も低いことが報告されています※5。
これだけのマイナス要素がある状況で、サプリが全てを解決してくれるとは思えませんよね? サプリはあくまで栄養素からのアプローチであり、全てのマイナスを打ち消してくれる魔法の薬ではありません。
生活習慣を整えることは、テストステロンブースターの効果を最大化するための「土台」となる要素。もし優れたデータのあるサプリを摂取しても効果が実感できない場合、生活習慣を見直して目的への到達を目指しましょう。
※4参照:Effect of 1 Week of Sleep Restriction on Testosterone Levels in Young Healthy MenFREE
※5参照:Effectiveness of testosterone therapy in obese men with low testosterone levels, for losing weight, controlling obesity complications, and preventing cardiovascular events: Protocol of a systematic review of randomized controlled trials
テストステロンブースターを「効果なし」で終わらせないために
ここまでテストステロンブースターを「効果なし」で終わらせないための製品の選び方についてお伝えしました。
テストステロンブースターの実感を得るには、研究データで機能が確認されている有用な成分を、しっかりとした量と期間で摂取する必要があります。
また、どれだけ良い製品だとしても生活習慣や体質によって「効果なし」と感じることも少なくありません。
特に、睡眠や運動の不足、ストレスや食事の不摂生など、生活習慣の乱れはテストステロンを大きく低下させるため、いくらテストステロンブースターを飲んでも効果が打ち消されてしまうリスクがあります。
とはいえ、「自分にはどんな成分が合っているのか」「日々の生活で何が問題になっているのか」を1人で判断するのはハードルが高いのではないでしょうか?
もしご不明な点があれば弊社のLINE無料相談窓口までご連絡ください。私を含めた専門のヘルスケアアドバイザーが回答させていただきます。
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