はじめまして。NR・サプリメントアドバイザーの関川と申します。

弊社はヘルスケアのお悩み改善サポートを目的に、相談サービスを展開している企業です。今まで2万人以上の方から、遅漏を含む男性機能に関するお悩み相談を承ってきました。

なかでも遅漏はよくいただく相談内容。

「自慰行為ではイけるのに本番ではイけない……」

「歳を重ねるにつれて遅漏気味になった……」

など、どうすれば改善できるかわからない方も多いはず。

……もしサプリで改善できるとしたら、手軽で便利な解決策になりますよね?

しかし、残念ながら遅漏に対してサプリが与えられる影響は限られています。

射精までの時間を遅くしてしまう原因は複数あり、改善が難しい部分もあるからです。

そこで今回の記事では、遅漏の原因や改善可能な遅漏の種類を紹介したうえで、おすすめの成分をご紹介します。

なおサプリでの解決が難しい部分については、データに基づいて解決策を提示させていただきます。

それでも不明点があれば、弊社のLINE無料相談窓口をご活用ください。

そもそも遅漏とは? なぜ起きるのか?

まずは遅漏の定義と原因を解説させてください。

原因を知ることで、具体的な個々のケースをより理解しやすくなります。

遅漏の定義とは

遅漏の定義は、実はかなり曖昧なことをご存じでしょうか?

医学書では「性行為時、意図せず射精に著しく時間がかかる、もしくは全く射精ができない状態が6ヶ月以上続き、悩みや苦痛を引き起こす場合」を指すとされています※1

つまり、明確な時間は決められていないわけです。では、どの程度から遅漏だと判断できるでしょうか?

参考になるのはパートナーである女性の意見です。弊社が行った調査では、298名の女性に対して「何分以上なら遅漏と感じるか」のアンケートを行ったところ、最も多かったのは『20分以上』で31.9%でした※2

また、74.5%の女性は20分未満なら相手のことを遅漏と思わないというデータが出ています。

あくまで目安になりますが、射精までに20分以上かかる人は遅漏気味と相手に判断されそうです。

ただし、結局のところ遅漏が問題になるかは、自分とパートナーの感じ方次第。お互いに楽しめていれば20分以上でも全く問題はありません。

つまり遅漏とは、お互いに疲れてしまう、気持ちよくないと感じる、途中で萎えてしまうなど、性生活での不満を指す言葉と考えられます。

※1参照:Diagnostic And Statistical Manual Of Mental Disorders, Fifth Edition
※2参照:早漏は何分から?遅漏は?女性300名に聞く理想の挿入時間 - 株式会社アルファメイル

正常な射精とは

遅漏は何かしらの理由で射精が遅れる、もしくはできないことが原因で発生します。

では、逆に問題がない状態……つまりスムーズな射精を発生させるためにはどのような要素が必要かを確認しましょう。

脳と身体でどんなことが起きているかを理解することで、どこに問題があるのかを理解することができます。

必要な要素は、図の通り主に4つ。時系列で説明します。

まず、人間はリラックスをして副交感神経が優位な状態だと脳が性的興奮を発生させやすくなります。

そして性的興奮が脳から脊髄の神経を通じて下半身に伝達されると、勃起が発生するのです。

勃起状態の男性器を刺激すると、神経を通じて刺激が蓄積されます。一定量の刺激が貯まると、一気にオーガズムが発生するという流れで射精が発生するのです。

遅漏の原因とは

では、遅漏は射精に至るプロセスのどこで問題が発生しているのでしょうか?

図に表すと、勃起が発生したあと射精に到達できず、途中で射精に必要な要素が失われてしまう状態だと考えることができます。

想像してみてください。パートナーと良い雰囲気になっている時、急に仕事の大事な電話がかかってきたら……ドキッとして硬くなっていた陰茎も萎えてしまうこと間違いなしです。副交感神経と反対の交感神経が活性化してしまいます。

また、途中で「あまり気持ちよくない」と感じて興奮が途切れてしまうと、やはり中折れが発生するでしょう。

勃起力が低下していると自分の意志とは関係なく萎えてしまうかもしれません。

最後に、元々強い刺激に慣れすぎていると刺激を上手く蓄積できない状態が続き、射精が妨げられます。

逆に4つの要素を満たすことができれば、そもそも遅漏が発生することはありません。

結局、遅漏は改善できるのか? 改善可能性が高い遅漏とそうでない遅漏の種類

遅漏の原因となる4つの要素はご理解いただけたと思います。

次は、より具体的にどのようなケースの遅漏が改善できるのか? そしてどんな遅漏は改善が難しいのかを紹介します。

4つの要素のうち同じ部分が妨げられる場合でも、実際にはさまざまなケースがあります。そして改善の難易度は「原因に対するコントロールの難易度」によって変わるのです。

それぞれ解説します。

改善が非常に難しい遅漏

まず最も改善が難しい……つまり、自分でコントロールができないのは「体に物理的な障害をかかえているケース」です。

具体的には、病気・ケガ・手術による脊髄の損傷や神経の遮断などが該当します。いくつか例示すると、以下通り。

  • 脊髄損傷
  • 糖尿病による神経の損傷
  • 前立腺疾患の手術による神経の損傷

射精は神経を通じて信号が届き刺激が蓄積されるため、神経自体が傷ついていたり、機能が遮断されていたりすると射精に到達するのは困難です。

勃起と射精は異なる神経経路によって制御されているため、勃起はするけど射精が難しいケースも存在します。

不可能ではないが改善が困難な遅漏

次に難易度が高いのは、全てを自分だけで変えることが難しいケース。

たとえば、以下の3点はよくあるパターンです。

  • 医薬品による副作用
  • パートナーとの相性や関係性
  • 緊張や不安などメンタルの問題

まずお薬のなかには、性的興奮を妨げたり、神経のはたらきを弱めたりする副作用が発生するものもあります。

弊社に寄せられる相談で特に多いのが、抗うつ薬や精神安定剤の服用による遅漏。

セロトニンを増やすお薬は感度の低下を招いて射精を遅らせることが知られており、逆に早漏の治療薬として使われるぐらいなのです。

また、パートナーとの相性や関係性によっては、愛していても興奮できない状態が発生するケースがあります。

たとえば、相手からのプレッシャーが強い場合、行為中に緊張や不安が発生して余計萎えてしまう可能性が考えられるでしょう。

さらに、性癖の不一致やマンネリ化が発生していると、性的興奮度が低下して中折れが発生したり、刺激が十分に蓄積できなかったりする事態が発生します。

自分だけの問題ではなく、パートナーとのコミュニケーションなど、相手との接し方も大切になるのがこのタイプの遅漏です。

改善可能性のある遅漏

最後は自分次第でコントロール可能な、最も改善が容易なケース。

具体的には身体的な衰えや、日々の生活習慣に問題があるパターンです。主に以下のような要素が該当します。

  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 体脂肪の増加(肥満)
  • 慢性的なストレス
  • 不適切な自慰行為

まず運動不足や睡眠不足、体型の変化に代表される不摂生は、身体的なパフォーマンスを低下させて遅漏の原因となります。

なぜなら、男性機能全般にとって重要な「テストステロン」や「血管・血流の健康状態」を低下させてしまうからです。

そして先ほどご紹介したように、男性機能の低下は遅漏と深い関係があります。実際の研究でもテストステロンが低いほど射精が遅くなる傾向にあることが示唆されているのです※3

そのほか、ストレスは自律神経のはたらきも乱してしまうため、勃起の維持や刺激の蓄積を妨げる原因になります。

最後はよく言われることですが、自慰行為で強すぎる刺激を与えてしまうと実際の性行為では満足ができなくなってしまうのです。

いわゆる「床オナ」や強いグリップによる刺激は特に危険。そのほか、過激なポルノも遅漏を引き起こす原因の1つ。

現実離れした視覚的な刺激により、実際の性行為時に興奮度が低下してしまうリスクがいくつかの研究で指摘されているのです※4

※3参照:Premature and delayed ejaculation: two ends of a single continuum influenced by hormonal milieu
※4参照:Patient Characteristics by Type of Hypersexuality Referral: A Quantitative Chart Review of 115 Consecutive Male Cases

サプリによる遅漏改善の仕組みと具体的な成分

ここからはサプリメントが遅漏に対してアプローチできる部分を解説し、おすすめの成分もご紹介しましょう。

遅漏改善に有用なサプリは大きく2つ。『性的興奮や積極性を高めるサプリ』『行為中の身体的パフォーマンスを高めるサプリ』の2種です。

今回は研究データやサプリメントアドバイザーとしての知見を元に、独断でピックアップさせていただきました。

サプリの効果は相性によって個人差が大きいのも実情ですが、いずれもデータが豊富で体感の強い成分を揃えています。

性的興奮や積極性を高めるサプリ4選

まずは性的興奮や積極性を高めてくれるサプリについて。具体的には『テストステロンブースター』と呼ばれる素材が該当します。

テストステロンブースターは性欲やモチベーションと深い関わりのあるテストステロンの分泌量を自然な形で高めてくれるサプリメントのこと。

ここまでお読みいただいた方ならテストステロンの重要性が理解できるはずです。

① バイオドーパ(ムクナ抽出物)

バイオドーパは「ムクナ」という豆科の植物を原料とした素材。有効成分の「L-ドーパ」を30%以上保有することが保障されており、通常のムクナより高品質だといえます。

L-ドーパは脳内でドーパミンをつくる材料となるため、古くから性機能向上効果を期待して人々に摂取されてきました。

そしてドーパミンは快楽を司る物質として有名であり、性的欲求や性的興奮、テストステロンの生成など、性機能に欠かせない要素を高めてくれます。

つまり、バイオドーパを摂取することで性的興奮度が高まり、遅漏改善のサポートになる可能性があるのです。

実際の研究でも、ドーパミンがマウスの性的積極性を向上させることが確認されています※5。また、とある研究では5gのムクナを3ヶ月摂取させることで、参加者男性のテストステロンが30%向上したことも報告されました※6

そして何より、ムクナの摂取でラットが射精するまでの時間を大幅に減少させる……つまり、ラットの射精を早める機能があることも明らかになっているのです※7

射精の研究は動物で行われているので参考程度ですが、性機能に関するデータはヒトでの研究も豊富にあります。

「最近は性欲が不足していて遅漏気味……」と感じる方は、バイオドーパをチェックしてみてください。

※5参照:Dopamine, Erectile Function and Male Sexual Behavior from the Past to the Present: A Review
※6参照:Mucuna pruriens improves male fertility by its action on the hypothalamus–pituitary–gonadal axis
※7参照:Dose- and time-dependent effects of ethanolic extract of Mucuna pruriens Linn. seed on sexual behaviour of normal male rats

② LJ 100(トンカットアリ抽出物)

LJ100は、東南アジアで人気のハーブ「トンカットアリ」を特殊な製法で100倍濃縮した素材です。

有効成分の「ユーリペプチド」「グリコサポニン」「ポリサッカライド」が高濃度で含まれており、通常のトンカットアリよりも効率的に効果を実感することができます。

そんなLJ100は衰えを感じ始めている人の男性機能改善に関するデータが豊富。

男性更年期障害に悩む320人の男性に対して200mgのLJ100を1ヶ月間摂取させたところ、テストステロンが平均46.8%上昇したことが確認されています※8

さらに、テストステロンの高まりにより性機能の低下が改善されることで、性欲や感度にポジティブな影響を与えてくれることもわかっているんです。

30歳から55歳の間の男性を対象とした試験では、300mgのLJ100を12週間にわたって摂取させた結果、性欲に関するスコアが平均で14.4%向上したと報告されています※9

そしてマウスでの研究になりますが、LJ100を摂取したマウスは、射精までの時間が約17.43分から約4.94分へと大幅に短縮されたことが報告されているのです※10

本記事ではほかにもいくつかテストステロンブースターを紹介しますが、衰えを感じている遅漏の方は特にLJ100と相性が良い可能性があります。

※8参照:Standardised water-soluble extract of Eurycoma longifolia, Tongkat ali, as testosterone booster for managing men with late-onset hypogonadism?
※9参照:Randomized Clinical Trial on the Use of PHYSTA Freeze-Dried Water Extract of Eurycoma longifolia for the Improvement of Quality of Life and Sexual Well-Being in Men
※10参照:Brain Cortical and Hippocampal Dopamine: A New Mechanistic Approach for Eurycoma longifolia Well-Known Aphrodisiac Activity and Its Chemical Characterization

③ テストフェン(フェヌグリーク抽出物)

テストフェンは、カレーのスパイスとしても知られる「フェヌグリーク」の有効成分を抽出した素材です。

LJ100と同じくテストステロンブースターとして有名ですが、テストフェンは特に若くて健康な方に人気

とある研究でも60人の健康な男性に1日600mgのテストフェンを8週間摂取させたところ、テストステロンが元の値から2倍近く上昇する結果となりました※11

さらに別の研究では、600mgを12週間継続摂取させたところ、平均週1回しか行為を行わなかった男性が、週に2.5回の行為を行うようになったと報告されています。性欲の大幅な向上が期待できる結果です※12

「まだ若いけど、不摂生で精力低下を感じる……」「最近は性欲が湧かずやる気が出ない……」という方はテストフェンを要チェック。

※11参照:Beneficial effects of fenugreek glycoside supplementation in male subjects during resistance training: A randomized controlled pilot study
※12参照:Physiological aspects of male libido enhanced by standardized Trigonella foenum-graecum extract and mineral formulation

④ テスノア(ザクロ&カカオ抽出物)

テスノアはザクロとカカオの有効成分をミックスした最新鋭の素材です。

上で紹介したテストフェンの弱点であったにおい容量の課題をクリアしたテストステロンブースターとして知られており、継続しやすいのが嬉しいポイント。

テストステロン向上に関するデータが豊富なため、性欲の向上や勃起の維持強化目的で利用できます。

とある研究では36~55歳の男性を以下3つのグループにわけ、継続摂取させました。

  1. プラセボ(テスノア無摂取)
  2. テスノア200mg
  3. テスノア400mg

すると8週間後、テストステロン値が200mgのグループは36%、400mgのグループは48.2%上昇したのです※13。ちなみにプラセボは0.82%しか上昇しておらず、テスノアの効果がより際立つ結果となっています。

さらに同じ研究では、男性機能やメンタルの悩みを可視化する「AMSスコア」を計測していました。AMSスコアの数値も200mgのグループでは15.51%、400mgのグループでは19.30%改善されているため、加齢に伴い少しずつ遅漏気味になっている男性は特に相性が良さそうです。

※13参照:A Proprietary Herbal Blend Containing Extracts of Punica granatum Fruit Rind and Theobroma cocoa Seeds Increases Serum Testosterone Level in Healthy Young Males: A Randomized, Double-Blind Placebo-Controlled Study

行為中の身体的パフォーマンスを高めるサプリ4選

次は行為中の身体的なパフォーマンスを高めてくれるサプリを紹介しましょう。

先ほどデータを紹介したように、EDなどの男性機能の低下は感度の低下を招きます。

逆にいえば、男性機能全般の底上げにより行為時の勃起力やサイズなどを改善することができれば、遅漏の改善も期待できるのです。

① バイオドーパ(ムクナ抽出物)

先ほども登場したバイオドーパは、性的興奮や積極性だけではなく性行為時のパフォーマンス向上にも効果的。

有効成分のL-ドーパは勃起の持続やサイズを改善することが明らかになっているのです。

とある研究では800mgのL-ドーパを1週間摂取させたところ、摂取前と比較して朝立ちの持続時間が2.1倍になり、勃起時の太さが約1.4倍にも向上したと報告されています※14

継続的に摂取することで、性欲や性的興奮だけではなく勃起力の面も強力なサポートが期待できるバイオドーパ。遅漏にお悩みの方にとっては強力なサポートとなるはずです。

※14参照:Effects of levodopa on nocturnal penile tumescence: a preliminary study

② LJ 100(トンカットアリ抽出物)

LJ100も性的興奮だけでなく、行為時のパフォーマンスまでバックアップしてくれる素材。

40歳〜65歳の衰えが生じている人を対象に行われた試験では、300mgのLJ100を12週間摂取させました。

すると、勃起の持続や硬さ、オーガズムの到達度や性行為の満足度の項目が含まれる『国際勃起機能スコア(IIEF-5)』が著しく改善されたことが報告されています※15

つまり、LJ100の摂取により性行為のパフォーマンスが高まり、総合的に性行為の満足度が高まったと捉えることができるのです。

より積極的に性機能を強化したい人はバイオドーパ、衰えを感じている人はLJ100を検討するのが良いでしょう。

※15参照:A 6-month, double-blind, placebo-controlled, randomized trial to evaluate the effect of Eurycoma longifolia (Tongkat Ali) and concurrent training on erectile function and testosterone levels in androgen deficiency of aging males (ADAM)

③ ブラックVキューブ(ブラックジンジャー抽出物)

ブラックVキューブは、血流促進成分として有名なブラックジンジャー(クラチャイダム)の有効成分を規格化した素材

勃起を妨げる「PDE-5」という物質を抑制して下半身のNOを増加させる機能が確認されており、継続使用により勃起力向上に役立つとのデータが豊富です※16

ちなみにNOとは、血管の伸縮性を高めて血流を促進してくれる物質。平たくいうとNOが多いほど勃起時に流れ込む血液は増えることになります。

そしてブラックVキューブの効果を物語るのが、衰えを感じている人の陰茎サイズ改善に関する研究データが報告されていること。

研究では、平均年齢65歳の参加者に1日90mgのブラックVキューブを3ヶ月継続摂取させました。すると、通常時の太さ(周囲径)が約1cm、勃起時の太さ(周囲径)が約2cmサイズアップするという驚きの結果が出ているのです※20。これは陰茎の血流が改善された結果と考えられています※17

遅漏に関する直接的なデータはありませんが、勃起力のサポートにより間接的に遅漏改善に役立つ可能性は十分といえるでしょう。

勃起力が衰えている遅漏気味の方は、テストステロンブースターと合わせてぜひ摂取してみてください。

※16参照:Kaempferia parviflora, a plant used in traditional medicine to enhance sexual performance contains large amounts of low affinity PDE5 inhibitors
※17参照:Efficacy Assessment of Kaempferia parviflora for the Management of Erectile Dysfunction

④ ランペップ(低分子化卵白ペプチド)

ランペップは卵白を特殊な方法で酵素分解し、吸収率を高めた素材。

論よりデータ。実はランペップ、ED改善に関する発明として特許を取得している成分なんです。

マカ、亜鉛、ランペップを組み合わせて摂取すると体内でNOを大幅に増やすことが可能であり、2週間の摂取でEDの改善が報告されているデータも存在します※18

ランペップも直接的に遅漏を改善できるわけではありませんが、あくまで正常な勃起の発生・維持をサポートする素材としてお考えください。

個人的にはバイオドーパやLJ100と一緒にランペップを組み合わせて摂取するのがおすすめです。

※18参照:特許番号第5383549号 - NO産生促進組成物及びそれを含有する男性機能改善剤 

サプリ以外でできる対策と仕組み

サプリは手軽で取りかかりやすい選択肢ですが、全てをカバーできるわけではありません。

むしろ、サプリ以外の取り組みを追加することで、より遅漏改善という目的により近づくことができます。

同時に行える取り組みは複数ありますが、ここでは代表的な3つの取り組みを紹介しましょう。

① 良質な睡眠を7時間以上とる

睡眠時間の不足や熟睡感の低下は、遅漏を引き起こす原因の1つになりえます。

理由は大きく2つ。テストステロンメンタルの問題です。

まず男性は寝不足の状態が続くとテストステロンが低下することが多くの研究でわかっています※195時間の睡眠が1週間続いただけで15%低下してしまうというデータもあるため、やはり男性機能にも大打撃です。

次はメンタル。やはり睡眠不足はストレスにもつながり、パートナーとの関係性にも悪影響を与える可能性があります。

実際の研究でも、睡眠不足はパートナーとの衝突を増加させるというデータが確認されているんです※20

リラックスをして性的興奮を高めるためにはメンタルの状態やパートナーとの関係性が非常に重要。遅漏気味だと感じたら睡眠時間を多めにとりましょう。

ちなみに睡眠の質を高めるサプリもあるので、睡眠が不足しがちな人は遅漏改善に役立つサプリと合わせてチェックしてみてください。

※19参照:Sleep Deprivation and Late Bedtime Impair Sperm Health Through Increasing Antisperm Antibody Production: A Prospective Study of 981 Healthy Men
※20参照:Shortened sleep fuels inflammatory responses to marital conflict: Emotion regulation matters

② 骨盤底筋群のトレーニング

勃起力や持続力に自信がない人は、骨盤底筋のトレーニングも取り入れてみてください。

骨盤底筋群とは、尿を我慢する際に締め付ける股関節周りの筋肉を指します。

尿だけではなく勃起の維持や射精にも携わっており、普段から鍛えて活性化させることで勃起を強化することが可能です。

勃起力を高めることで感度の向上につながるため、特に精力に衰えを感じる遅漏の方はマストで取り組みたい内容。

とある研究では骨盤底筋群を鍛える「ケーゲル運動」を6ヶ月間継続することで、ED男性のうち73.5%の人が勃起力の向上を経験したという目覚ましい結果が出ています※21

最近では動画サイトにも簡単に真似できる動画があがっているので、自分にあったものを参考に取り組んでみてはいかがでしょうか。

※21参照:Randomised controlled trial of pelvic floor muscle exercises and manometric biofeedback for erectile dysfunction

③ 自慰行為の見直しと適正化

ポルノを用いた自慰行為を頻繁に行う方や、強い刺激を加え過ぎていると感じる方は、サプリと合わせて自慰行為の見直しをしましょう。

ポイントは、強すぎる物理的刺激やポルノを断つことです。

リハビリ用の刺激が弱いホールは膣に近い刺激で強すぎる力を制限できるため、遅漏の改善に効果的。

実際の研究でも、リハビリ用オナホールを用いた自慰行為を行うことで、16名中12名の膣内射精障害が改善されたことが報告されています※22

また、実は男性がよく見るポルノも遅漏を引き起こす原因の1つ。現実離れした視覚的な刺激により、実際の性行為時に興奮度が低下してしまうリスクがいくつかの研究で指摘されているのです※23

たまにイマジネーションだけで行う縛りをつけることで、実際の行為時に興奮を高めるため治療が手軽にできてしまいます。

※22参照:Rehabilitation for intravaginal ejaculatory dysfunction with using a masturbation aid
※23参照:Patient Characteristics by Type of Hypersexuality Referral: A Quantitative Chart Review of 115 Consecutive Male Cases

④ パートナーとのコミュニケーションで性的なGAPを少なくする

パートナーに興奮できない場合は、コミュニケーションを重ねるで改善が見込めるケースもあります。

特に有効なのが、恥を捨ててお互いの性癖について話をしておくこと。

いくらパートナーに対して愛があっても興奮できるかは別問題。相談を受けるなかでも意外と性癖が満たされず十分な興奮ができない方は多いようです。

本当の自分を押さえて悩むぐらいなら、いっそのこと相手に打ち明けて性生活を工夫する方がポジティブで楽しいもの。

性癖の暴露が遅漏改善につながるとしたら……試して見る価値があると思いませんか?

⑤ 性経験を増やす

もし行為中に緊張や不安、焦りを感じるようであれば、経験が不足していることも原因の1つになります。

弊社に寄せられる相談でも、初めて行為を行う方や経験が少ない方のなかには、緊張や不安で射精まで到達できない方が多くいます。

ただし、経験不足による遅漏は慣れや成功体験の積み重ねにより解消されるケースがほとんどです。ご安心ください。

なお、あまりにも失敗が続くと自信を失ってさらに遅漏が加速する悪循環になってしまいます。

日々のコンディションに気を遣い性的興奮や勃起力を高めつつ、まずは成功体験を作りましょう。最初だけED薬を服用して成功体験を重ねることも有効です。

⑥ 利用中の医薬品の最適化を進める

もしお薬が原因でお悩みが発生している場合、お薬の変更や服用停止により原因を取り除かないと解消は難しいのが実情。

お医者様と相談しながら、可能であればお薬の変更で対処しつつ、長期的には減薬を目指すのが改善への近道です。

繰り返しとなりますが、薬の変更や減薬は自身で判断すると危険を伴うので、お医者様に判断をしてもらいましょう。

なお、いくらお薬の服用を止めてもそれ以外のコンディションが衰えていると結局悩みが持続します。

そのため「お薬を飲んでいるから」と諦めずに、コンディションは整えておくのがおすすめです。

⑦ 生活環境や労働環境を見直しストレスを最小化

ストレスや疲れを感じるようになってから遅漏気味になった方は、生活の抜本的な見直しを行うことも選択肢の1つ。

実は慢性的なストレスや疲れはテストステロンの減少を招くため、遅漏につながる可能性があるのです。

そして難しいのが、ストレスの根本的な対策は原因を取り除くしかないこと。

サプリや生活習慣は発生したストレスを緩和させるサポートになるかもしれませんが、根本的な対処にはなりません。

そのため、あまりに強く、そして長く悩んでいるようなら、環境を変える努力をするのが良いでしょう。

⑧ 性行為に対しての期待値や目的を考え直す

はじめにお話しましたが、遅漏の定義は「行為の時間」ではなく「本人が苦痛を感じ悩んでいること」です。

そもそも「性行為で射精をしなくてはいけない」「挿入で気持ちよくならないといけない」といった固定観念を見直すことで気持ちが楽になるとしたら、それも改善策の1つといえるのではないでしょうか。

射精に到達しなくても性行為自体を楽しんでいる方は世の中にたくさんいます。

極端な例ですが、前立腺の刺激により射精を伴わないオーガズムを得ることや、SMプレイにより精神的な倒錯感を味わうことも性行為に含まれるでしょう。

性行為は工夫次第でいくらでもアップデートすることが可能です。

遅漏はいかに原因を多く潰せるかが大切

ここまで遅漏の改善方法やおすすめのサプリについて紹介してきました。

全ての遅漏が治る万能薬のようなサプリはありませんが、原因によっては遅漏改善に役立つ大きな力となるでしょう。

遅漏の原因は複数あるので、自分がコントロール可能な部分は全て取り組む気持ちで行った方がより改善を実感できるためおすすめです。

ちなみに、遅漏など男性機能に関する悩みに着目したサプリは、まだまだ誇大広告や詐欺まがいな製品も多い業界。

科学的根拠なしに甘い言葉で改善を確約するような製品と業者には、くれぐれも注意してください。

なお、ナイトプロテインでは男性のヘルスケアに関するお悩み相談を無料で承っています。

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そのほかにも……

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