『Outward』は2019年3月にリリースされたオープンワールドのファンタジー・ロールプレイング・ビデオゲーム。そのNintendo Switch版となる『Outward Definitive Edition』が2024年3月28日に発売されました。今回は『Outward Definitive Edition』の概要と、マイナビニューススタッフが実際にプレイした感想を紹介します。

『Outward』とは?

このゲームの特徴は、プレイヤーがヒーローではなく“普通の人間”ということ。弱いながらに、さまざまな試練に立ち向かい、危険な世界を生き延びていくサバイバルゲーム。

冒険の舞台は美しくも危険な世界「オーライ」。この土地は魂の放射能と表現するのがふさわしい有毒物質が広がり、「腐敗」している。この有毒物質はもともとこの土地に自然に存在するものだが、「惨劇の呪文」が唱えられた後にその分布が集中・拡大し、同時に都市が破壊され、危険なモンスターが生み出された。

このなかで生き延びるためには、脅威となる生き物から身を隠すだけでなく、危険な環境条件に立ち向かい、伝染病から身を守り、十分な睡眠と水分補給を心がけなくてはいけない。オーライの荒野や都市を旅する勇気のある冒険者には、このほかにも多くの試練が待ち受けている。未開の地を横断する危険な探検に乗り出し、新しい都市に到達し、さまざまなミッションを遂行し、手強い敵がうようよいる隠されたダンジョンを発見しよう。

『Outward』は2019年3月にPlayStation 4、Windows、Xbox One用、2020年11月にGoogle Stadia用、2022年5月にはPlayStation 5、Xbox Series X/S用が発売されました。そして、2024年3月28日に『Outward Definitive Edition(Switch版)』が登場。

Outward Definitive Editionは「Outward」本編、DLCの「スリー・ブラザーズ」と「ソロボレアン」の2つに加え、豊富な新コンテンツやアップデートコンテンツを収録した完全版となっています。また経験豊富な冒険者の目を通して『Outward』の世界を紹介する新トレーラーも公開中。

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実際にプレイしてみた

今回は、社内でもゲーム好きとして通っているマイナビニューススタッフSが『Outward Definitive Edition(Switch版)』を実際にプレイ! その感想をお届けします。

――『Outward Definitive Edition(Switch版)』をプレイして、率直な感想を教えてください。

ゲームをプレイしてみてまず感じたことが、主人公がとにかく弱い……(笑)。そのため、良い装備を身に着ける必要がありますが、装備を買うためのお金を集めている最中に敵にやられてしまったりして。よりリアルな人間に近いサバイバル系RPGという感じですね。途中で魔法などは使えるようになりますが、基本的に主人公自体のレベルが上がることはなく育成要素はほとんどないため、序盤は一見やりこみ要素がなく感じるのですが、ストーリーが進んでいくにつれてなぜかのめりこんでしまいました! サバイバル系RPGをやり慣れている人によりおすすめしたいですね。

――ほかのゲームと違うと感じたところはありますか?

ほかのゲームと違うと思ったのが、ゲーム内で時間や季節の概念があることです。動いていたら喉が渇いたりお腹が空くので、定期的に補給をしないといけない。さらに季節によって温度調整が必要で、冬に薄手の装備をしていたら風邪を引いたり凍えて倒れてしまうのも面白い要素でした。

――特に印象に残った部分を教えてください。

敵や動物との戦い、空腹などによりHPが0になると、セーブしたところからやり直しになるわけでもその場からリスタートになるわけでもなく、様々な方法でリスタートすることです。そのため、倒れる場所は同じでもまったく別の場所からリスタートになることがあり、倒れた後のロード中にどうやってその場所に運ばれたかの理由が書かれているので、倒れること前提でゲームが作られているのが印象的でした。

また、ストーリーの冒頭で主人公の住む家がなくなるんです(笑)。ミッションをクリアできないと家を没収されてしまうため、寝床やアイテムを保管できる場所がなくなって序盤からめちゃくちゃしんどくなります……。ミッションはゲーム内の時間で5日以内にクリアしないといけないのですが、このゲームはチュートリアルなどがほとんどないため、動作確認などをしていたらあっという間に5日たってしまいました(笑)。

さあ、あなたもバックパックを背負って出かけよう!

ダンジョンを探索し、目の前に広がる広大な世界を駆け巡りながら、ユニークな出会いや危険な敵に遭遇する『Outward』。少しでも気になった方はぜひプレイしてみてください。

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販売元:Prime Matterについて

ドイツのミュンヘンに本社を置くPrime Matterは、世界中の素晴らしいゲーム開発者たちによる、多様で没入感のあるゲームを提供するプレミアムゲーミングレーベル。シングルプレイヤー、Co-op、ライブオペレーション、プロデュースからパブリッシングまで、あらゆるスタイル、スコープ、規模のプロジェクトに携わっています。夢を妥協することなく最初の一歩を踏み出そうとする野心的なチームから、グローバル市場で次のステップを模索し、ブランドを構築する大きな成功を収めたスタジオまで、幅広く活動。
Prime Matterは、クリエイティビティ、表現力、情熱を通じて、夢中にさせるストーリーテリングで観客を魅了し、信じられないような瞬間や、人生以上の体験で人々を魅了するゲームでリードすることを目指しています。Prime MatterはPLAIONグループの一員です。

開発元:Nine Dots Studioについて

Nine Dots Studioでは洗練された嗜好を持つハードコアゲーマー向けのゲームを制作しています。経営手法を洗練させ、チームにとって最高の職場環境を作ることに注力することで、スタジオの規模を超えたゲームを作っています。カナダのケベック・シティを拠点に17人のスタッフが活躍しています。

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