自分の「推し」を応援する、“オシゴト（推しごと）”が注目を集める昨今。アニメ、ゲーム、舞台、アイドルなど推しの対象は多様化しており、オシゴトに情熱を注いでいる人はたくさんいます。
そんな多岐にわたるオシゴトの中から、今回は「ブラウザ＆アプリゲーム」に注目！ 「推しのために生きている」と断言する3人のオシゴト女子に集まってもらい、その魅力をお聞きしました。前編ではそれぞれのオシゴト遍歴や、オシゴトスタイルなど、胸に秘める推しへの想いを語っていただきました。
>前編を読む
推しは「人生を彩ってくれる存在」 - 女性がハマる！ ブラウザ＆アプリゲームדオシゴト”座談会～前編・オシゴト編～
後編では推している作品の関連するグッズを見ながら、「グッズ」をテーマに座談会を実施。こだわりの収納方法や、ついつい買いたくなってしまうグッズについてお話をうかがいました。
Tさん：リズムゲーム要素のある作品が好き。推しは『アイドリッシュセブン』、『アイドルマスター SideM』、『KING OF PRISM プリズムラッシュ！LIVE』など。
Fさん：幕末歴史好きからゲームの沼へ。具体的な作品では『魔法使いの約束』、『A3!』がお気に入り。
Aさん：グッズ収集やライブイベントへの参戦にも力を入れている。推し作品は『アイドルマスター SideM』、『アイドリッシュセブン』など。
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「推しと一緒だから大丈夫！」グッズは自分を励ましてくれる存在
――まず、普段はどんなグッズを集めていますか？
私はアクリル系のグッズに目がなくて。ライブのときに販売される、公式グッズをよく買っています。
私はぬいぐるみに弱いです。やっぱり一緒にお出かけできるのがいいですね。仕事がつらいときには、バッグの中にいる”ぬい（ぬいぐるみ）”を見て「推しと一緒だから大丈夫！」と自分を励ましています。
私の友達もぬいぐるみ系が好きで、出かけると必ず“ぬい“と一緒に写真を撮っていたので想像がつきます（笑）。私自身は、ブロマイドとアクリルスタンドを買うことが多いですね。
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推しのコースターを眺めながらご満悦なFさん
――集めたグッズは、どのように収納していますか？
部屋が狭くて飾る場所がないので、基本は箱の中に収納しています。ただ、一番気に入っている等身アクスタ（アクリルスタンド）だけ、飾る場所を作りました。朝、仕事へ行く準備をしているとき、視界の中に入るだけで1日の気分が上がる気がして（笑）。
推しは見ているだけで元気になれますよね！ 私も職場のデスクにもブロマイドを飾っていて、仕事中も拝めるようにしています。嫌なことがあったときでも、ブロマイドを見れば、推しの顔がきれいなだけで前向きになれるので（笑）。
私はぬいぐるみが好きなので、壁にメッシュラックを取り付けて飾っています。お出かけ用の“ぬい”とお留守番用の“ぬい”がいるので、お出かけ用は飾っておいて、お留守番用は収納ケースに保管する形です。
――グッズを持ち運ぶとき、何を使っていますか？
アクスタは巾着袋に入れています。袋はオシゴトの必需品なので、推しのアクスタ入れやカードケースが出たら確実に買います。でもデザインはさりげないものがよくて、『A3！』だったら各組の花のモチーフが入っているだけで嬉しいです。
たしかに、それがあったら欲しいかも！
グッズを目の前に大盛り上がり！ ついつい買いたくなってしまうグッズとは？
――今回、特別にグッズをご用意しました。ウエハース・色紙・メタルカードやTシャツなどがありますが、この中によく購入するグッズはありますか？
……ウエハースですかね。
分かります！ スーパーのお菓子売り場にも置いてあるので、わざわざ専門店に行かなくても手に入るのがいいですよね。
コラボしてくれたことに「ありがとう」の気持ちを込めて、とりあえず1ボックス購入（笑）。そのあと、コンビニエンスストアで買い足したりもします。開封するときの高揚感がたまりません……！
なんでウエハースが多いんですかね。ラムネとかガムとか、子ども心をくすぐられるお菓子が出たら嬉しいです。
たしかに、カードが折れなければほかのお菓子でもよさそうです。
チューインガムとかいいかもしれないですね。ただ、お菓子の量はあまり多くないほうが嬉しいです。心は子どもでも、胃袋はちゃんと大人になってしまったので（笑）。
――ついつい買いたくなるグッズはありますか？
私の場合、等身イラストのアクリルスタンドが出たら必ず購入します。並べて飾ると、キャラクターの身長差や体格差などがよく分かるので。最近は半身イラストのことも多くて、少し寂しさを感じることもあります……。
せっかくなら全身を眺めたいですよね。
あと、普段着にもできるライブTシャツは、推しを身近に感じられて嬉しいです。
使う頻度が高いグッズであればあるほど、さりげないデザインだと使いやすいですよね。
シンプルなコラボアクセサリーとか。実は今日も推しのネックレスを身に付けています（笑）。
さすが！
マスキングテープや付箋のような文房具も嬉しいです。フリマアプリでグッズを送るとき、自分の推しを主張できますし。
ペンの場合は推しが大きく載っているものよりも、さりげないモチーフが付いているほうが好きです。仕事でペンを使う機会は多いのですが、いくら推しとはいえお客さんの前で出すのは抵抗があって……。
分かる人には分かるデザインっていいですよね。
街中で同じグッズを持っている人を見かけると、親近感がわいてにっこりします（笑）。
「同志だな」って、無言でエールを送りますよね（笑）。
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――逆に、推しグッズでも購入しないものはありますか？
缶バッジです。種類が多くて集め始めるとキリがないですし、痛バ（痛バッグ）も作らないので使い道がなくて。
水着が出たときは、さすがに買いませんでした（笑）。あとはイメージコーデのような、着る人を選ぶグッズはちょっと……。日常に寄り添ってくれるグッズは嬉しいですが、変な寄り添われ方をしてしまうと「おなかいっぱい」となってしまいます。
私はキャラクターが大きく印刷されているような、主張が強いグッズは躊躇してしまいます。あと、フィギュアはあまり買わないです。大きいと保管場所に困りますし、持ち歩くのも難しい。アクスタで十分かなと思います。あと、3Dにしたときに解釈違いが起こることもあるので手を出しづらくて……。
めちゃくちゃ分かります！ 特に等身フィギュアだと解釈違いが起こりやすいので、デフォルメされたもののほうが手を出しやすいです。
私もキャラクターがデフォルメされたものに魅力を感じます。一番くじで販売されている、「ちょこのっこ」くらい可愛らしいものがいいです。
――最後に、今後「あったらいいな」と思うグッズはありますか？
トランプやカルタが欲しいなと思ったことがあります。普通にカードゲームとしても楽しめますし、ただ眺めるだけでも楽しいですし。
実は私、同じジャンルにハマっている子と遠征したときに、元々あるカードゲームと推しのトレーディングカードを組み合わせて、オリジナルルールを作って遊んでいました（笑）。
グループで遠征しがちなオタクには、絶対嬉しいアイテムですね！
あとは、昔推していた作品のグッズが出たら欲しくなるかもしれないです。私の場合『薄桜鬼』とか……。
たしかに！ 私はグッズが販売された当時、金欠で買えなかったものが復刻していると弱いです。昔と違って自由に使えるお金が増えたので。
青春を取り戻すかのごとく、買ってしまいそう（笑）。
たしかに（笑）。でも新しいグッズの発表はいつも楽しみにしているので、これからも新しいグッズがたくさん出てくれると嬉しいです。
ゲームはもちろん、グッズとともにある日常を楽しんでいる3人。初対面とは思えないほど意気投合し、オシゴトへの愛を語ってくれました。 みなさんも自分なりのオシゴトグッズを見つけて、人生を彩ってみてはいかがでしょうか？
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