自分で対応できる範囲の対処方法はアプリで学ぶことができたが、あくまで一般の自転車乗りが対応できる範囲でのこと。「転倒してホイールが壊れた」「カーボンフレームが折れてしまった」など、走行不能になってしまった場合はどうしようもなくなってしまう。

しかし、このアプリには24時間365日、走行不能になったトラブル現場に駆け付けて、自転車を搬送してくれる「ロードサービス」を要請できるページもある。

スマホからの「要請」はあ・う・て“じてんしゃBycle”の加入者だけが可能。

自身の情報や状況などを送信することができる。

筆者のケースではお台場の潮風公園まで来てもらうことができた。

ただしこのサービスは「au損保のあ・う・て“じてんしゃBycle”」に加入していて、事故または故障により自転車が自力走行不能となった場合が対象。パンクで走行不可になったという場合でもOKなので、対象の保険に加入している場合はぜひ活用したい。

現在地がよくわからない場所であっても問題なし。スマホのGPS情報をたよりに場所を割り出しサービスに来てくれる。お台場の潮風公園まで来てもらうことができた。

ロードサービスのスタッフは普段から趣味として自転車に触れているので愛車を任せても問題なし。積み込む際のやさしさは同じ自転車乗りならでは?

このグラフィックが目印。搬送距離、回数には制限があるので、詳細は「自転車ロードサービスご利用規約」を確認のこと。

安全に走ることが何よりも大切

自転車に乗る場合はいつもスマホは持っているが、利用していたのは地図アプリくらいのもの。「自転車の日」はその地図アプリに自転車に特化した検索機能や、トラブル対処法がプラスされている。情報については随時アップデートしていくので、シティライドでの使い勝手はさらに高まっていくはずだ。

この12月から道交法が改正されるなど、自転車を取り巻く環境は変わりつつある。アプリに搭載されている、ルールとマナーに関しても今回改めて学べたことは収穫になった。

風が気持ちいい、爽快、達成感、自転車の楽しさを語る上で欠かせないこれらの言葉だが、あくまで「安全」「安心」あってのもの。シティライドのパートナーとして、このアプリを使ってみてほしい。

目的地のお台場に到着。ちなみに夜間走行の場合は、ライトも忘れずに。

(今雄飛)

[PR]提供:au損保