自転車の運転中にトラブルを起こしてしまった経験はありますか?

au損害保険は自転車によく乗る小学生から大学生の子供をもつ母親を対象に、「子供を持つ母親の自転車事故に対する意識・実態調査」を実施した。調査は10月29日~31日にかけて行われ、500名から有効回答を得た。

母親の3人に1人が自転車事故を経験

最初に、自転車の運転中に、トラブルを起こしてしまった経験があるか尋ねたところ、30%が「ある」と回答した。トラブルについて具体的に聞くと、「自転車同士の衝突事故を起こしてしまった」「1歳10カ月の長男を子供用の前部座席に乗せている時に乗用車と出会い頭に衝突した」などの話が挙げられた。

次に、子供の自転車事故に備えて対策をとっているか尋ねたところ、「十分に対策をとっている」と回答したのはわずか5%だった。「ほとんど対策をとっていない」(36%)、「全く対策をとっていない」(12%)を合わせると、約半数が対策をとっていないことも明らかになった。

十分な対策をとっていない理由を聞くと、「何も対策をとってないが、必要性は感じている」「どうすれば対策が取れるか分からない」などの意見が寄せられた。

子供の自転車事故に備えて、対策を取っていますか?

自転車向け保険は75%が未加入

「自転車向け保険」について質問したところ、加入しているか尋ねると75%が「加入していない」と回答した。加入しない理由について聞くと、「保険の詳しい内容を知らない」「どのような保険に加入したらよいか分からない」など、詳しい情報が分からないことを挙げる人が多かった。

実際、神戸地裁では2013年の7月、小学生が起こした自転車事故において損害賠償約9,500万円の支払いを求める判決が出た。このように、場合によっては支払いが困難なほどの賠償金を求められる可能性も十分にある。

そこで、どのようなサポートがあれば自転車向け保険に加入したいか聞くと、最も多い回答は「保険料が安い」(81%)だった。以下、「補償内容が大きい」(61%)、「サービス内容が良い」(47%)、「保険対象の年齢の幅が広い」(30%)と続いた。

どのようなサポートがあれば、自転車向け保険に加入したいですか?