深夜帰宅後につい夜食を食べてしまいがちなビジネスパーソンにお勧めの連載「ビジネスマンのためのダイエット夜食」。今回は「鶏チャーシュー」です。

  • 漫画「ビジネスマンのためのダイエット夜食」のワンシーン
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社会人1年目に35歳に間違われ……

「人は見た目じゃない」とはよく言いますが、私自身、過去にそれを否定せざるを得ない出来事がありました。

それは社会人になったばかりの頃の話です。私は人生で最高の体重を記録してしまい、その恰幅の良さから、新入社員なのに「35歳?」と取引先に言われるような見た目でした。

少し歩けば汗をかき、私の周りはなぜか気温が高くなり、職場の隣の席の女性に「なんかここだけ暑い」というようなことを言われてしまう状態でした。それではまずいと一念発起し、食事のバランスを整えて、半年で数十kgの減量に成功しました。

そうなると不思議なもので、取引先も職場の人も、私に対する態度が変わりました。「いつも汗をかいている人」から「努力して痩せた人」という見られ方をされるようになり、仕事もうまくいくようになってきました(暴飲暴食をやめただけで、そんなに努力はしていなかったのですが……笑)。

普通に考えると、常日頃から節制をして体型をキープしている人の方がすばらしいのですが、人というのはマイナスからスタートした方が評価されやすいという側面もある気がします。あくまで私個人の話ですが、仕事においては少なからずそういう部分はあるのかな、と感じた出来事でした。

というわけで、本日ご紹介するのは「がっつり食べたいけど、しっかりダイエットしたい」ときにぴったりな「鶏チャーシュー」です。

レンジつくれる簡単レシピで、砂糖やみりんを使わず、だしの旨味でおいしく仕上げました。ついついご飯がすすんでしまいますので、食べ過ぎ注意です!

鶏チャーシュー

レンチンでこんなにおいしいチャーシューができるのは、ちょっと感動モノですよ

材料(2人分)

鶏もも肉 1枚 / レタス 2枚

A(しょうゆ 大さじ1 / 中華スープの素 小さじ2 / 顆粒だし 5g / 粗挽き黒コショウ 2g)

つくり方

1.鶏もも肉とAをポリ袋に入れて揉み込む。

2.1を汁ごと耐熱容器に入れて、ふんわりとラップをかけて4分レンジで温め、一旦取り出してひっくり返して再び4分温める。

3.2を5mm幅に切り、レタスと一緒に器に盛りつける。

  • 鶏もも肉と各種調味料をポリ袋に入れて揉み込む

    鶏もも肉と各種調味料をポリ袋に入れて揉み込む

  • 鶏もも肉を汁ごと耐熱容器に入れて、ふんわりとラップをかけて4分レンジで温め、一旦取り出してひっくり返して再び4分温める

    鶏もも肉を汁ごと耐熱容器に入れて、ふんわりとラップをかけて4分レンジで温め、一旦取り出してひっくり返して再び4分温める

  • 加熱が終わったら5mm幅にカットして完成

    加熱が終わったら5mm幅にカットして完成

ポイント

■工程1の揉み込む時間を長くすれば、より味が染み込んでおいしくなります

筆者プロフィール: キムケン

東京都内の会社に勤めている30代男性。旦那より稼ぎの良い妻の健康を守るため、日々料理を作っている。料理にまつわる四コマ漫画と、そのレシピ掲載したブログ「木村食堂」をほぼ毎日更新中。2016年10月に「うちメシ - ゆかいな我が家の漫画とレシピ」を上梓。