社会人になって数年、忘年会やクリスマスシーズンを迎え、何かと物入りの働き女子たちが、ふとした話から「シストレ」をはじめてみようということになりました。今回シストレ女子部では「システムトレードとは何か」をわかりやすく学びます。

※この物語は、会社は違えど様々な理由で出会った働き女子たち数名が、資産運用や自分磨きのために「シストレ」と出会い、様々な講師との出会いから少しずつその魅力に気づいていく様をストーリー仕立てでご紹介するものです。物語には、一部フィクションが含まれています。

優秀なシステムを選ぶことがシス女の使命!!

今回のシストレ女子部は、「システムトレードとは何か」をわかりやすく学びます。知らないことばかりでちんぷんかんぷんのシス女でしたが、シストレを学ぶメリットを聞くことで、だんだん興味を覚えてきている様子……。

先生「前回の復習よ、システムトレードは、あらかじめ決めておいたルールに従って継続的・機械的にトレードする投資法を言うの。

シストレのメリットは:

  1. 過去のデータで優位性を検証しているので、利益を上げられる可能性が高い
  2. 恣意的な判断の排除で、精神的なストレスから解放され、トレードに一貫性をもたせられる
  3. トレードに関わる時間が短縮できる

―などが挙げられるわね。急に話を聞いても難しいかもしれないけど、まずは頭の隅に置いておいて。機械は人間のように感情を持たず、睡眠を必要としないので、24時間トレードで着実な利益をもたらしてくれるのが魅力よ。

感情や勘に任せた裁量トレードよりも、システムが勝った(負けた)原因や背景を考察することができて、それがスキルアップにつながっていくわ。それ以外にも、相場を確率論による切り口から見ることでビジネス脳を鍛えることもできるって、それってスゴクない!?」

あやか「ビジネス脳かぁ、それはいいかも!! FXの仕組みや世界経済を学ぶキッカケにもなるしね。大体、経済ってあえて勉強しようと思ってもなかなかできないじゃない。いっつも偉そうに経済のこと語っている彼氏をその内ギャフンッと言わせたい(笑)」

先生「皆さん20代だし、これから何十年もかけて投資ゲームをやっていけるのだからその分有利よ!!」

ゆみ「もうお国なんて任せてはいられないし。ましてや、オトコに頼れるような世の中ってわけじゃナシ(笑)」

やよい「でもやっぱり気になっちゃうんですけど、シストレって本当に儲かるんですか? 最初から、ぶっちゃけ訊いちゃうけど……。でもやっぱりみんな知りたいじゃないんですかね!?」

先生「残念ながら、世の中に完璧な投資手法はないの。ただ、当社の自動売買システムCaesar(カエサル)FXを例に出すと、ひまわり証券のランキングでは現在(※)、好調な成績を挙げているわ」

CIT杉本貴秀社長からワンポイント

今は、自己責任で資産を構築していく新しい時代に突入していて、投資業界にしても、シストレにしても、これまでの既成概念を破っていかなくてはならないことが、僕が好きな、過去の既成概念を打破して全く新しいシステムを作り上げたローマ帝国の政治家Caesarに通じるところがあるので、当社のシストレもCaesar(カエサル)FXというブランド名にしました。(ひまわり証券版Caesar FXはスイングトレードタイプで、通貨ペアは、USDJPY,EURUSD,GBPUSDの3種類。1通貨単位で10万円から、3通貨のポートフォリオは20万円から取引可能)

マキ「へえ~っ、スゴイですね!! どうしてこんなに良い成績なんですか?」

先生「CITのソフトは非常に厳しい検証過程を経てきているの。たとえば、テストに100個かけるとしたら、利益が出るシステムへの成功率は1%くらい。まず、アイデアを出して、条件を設定して、バックテスト(過去のデータ)を行うと、残るのは100個の内、1個程度ってこと。次はそれを3カ月程度、未来のデータ、フォワードテストに当てはめる。

10個フォワードテストにかけると、生き残ってくるのは3個程度。それほどシビアなの。通常この段階でソフトとしてリリースする会社が大半だけど、CITの場合は、もうワンステップ、実際のお金を使って最低1カ月は運用して、それまで想定していた、データとあまりブレがないかどうかを確認したうえで有効性のあるものだけをリリースする。従って、アイデアから開発まで2~3年はかかっているの!」

やよい「え! そんなの自分ひとりでやろうと思ったって絶対無理だよね!!」

まりこ「ムリムリ。そんなノウハウ持ってないし。大体そんなことに割く時間なんてないし。なるほど、だから自動売買なのね」

先生「その通り! 忙しいシス女に休日を使ってシステムを構築してくださいとはとても言えませんって(笑)。巷で優秀と既に認定されているようなシステムをうまく自分のライフスタイルに取り込んでもらうのが一番スムースなんじゃないかな。それに、ランキングは未来に対して適応している数字を全部出しているフォワードテストってことだから、信憑性は高いの。だから、システムを選ぶときには、リアルに公表されているランキングを参考にするのも良いわね」

ゆみ「優秀なシステムを選ぶことが、私たちシス女に課せられた使命なのね(笑)実際、良いシステムって世の中にどれくらいあるものなんですか?」

先生「巷で販売されているシステムの8-9割が粗悪と言っていいかもしれない。意図的に騙しているわけではなくて、開発者も本人は良いと思って提供していても、利益が出ていなければ良いシステムとは言えないのよね」

CIT杉本貴秀社長からワンポイント

Caesar FXシステムの中身は言えないんですよ、本当は言いたいんだけど(笑)シストレの大前提として、良いシステムであっても、皆にそのロジックが知れ渡った段階でそのシステムはダメになることがある。相場はゼロサムゲームなので、皆が同じ戦略をとったら全員が負けてしまうんです。勝てるシステムでも、それが何年にも渡って機能し続けるかどうかはわからないので、開発してそれで終わりでなく、継続してメンテナンスをすることに当社は力を注いでいます。そこまで徹底して出来るのは、会社として研究開発チーム(CITの開発者は5人)の体制を組んでいるからこそだと思っています。

(次回に続く……) (撮影:石森 亨)