6月となり、住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行による民泊解禁(2018年6月15日)がいよいよ迫ってきました。本連載では民泊運営の注意点違法民泊の見分け方などをお伝えしてきましたが、最終回となる今回は民泊の利用および投資に関する成功例を紹介します。

  • 民泊の魅力はどこにあるのか、成功事例から紐解く

    民泊の魅力はどこにあるのか、成功事例から紐解く

オープン記念価格でお得に宿泊

まずは民泊の利用に関する成功例からみていきましょう。民泊の集客では、宿泊者からのレビュー評価が重要になります。まだレビュー評価が少ないオープン間もない民泊施設では、宿泊客を増やしてレビュー評価を早く集めるため、近隣に比べて低い宿泊料を設定し募集をすることがあります。

およそ半年前、筆者は年末年始を暖かい沖縄で過ごそうと宿探しをしましたが、ホテルは満室となっているところが多く、空き室があってもハイシーズン料金となっていました。そこで民泊仲介サイトで宿を検索したところ「新築・オープン記念価格」となっている民泊施設を見つけ、さっそく予約しました。

那覇空港から車で20分ほど進むと、沖縄らしいコンクリートブロック造りの平屋住宅が見えました。新築と同時に旅館業(簡易宿所営業)の許可を受けた物件で、筆者が記念すべき宿泊者第1号だったようです。

施設の周りには畑や林などの自然が多く、夜は星空がきれいに見えました。新築だったこともあり、建物全体がとても綺麗で、キッチンや洗濯機といった日常生活用の設備も充実していました。

民泊利用の2つの魅力

ホテルと比較すると、民泊の魅力は「部屋の広さ」と「宿泊料金」の2つが特に大きいと言えます。

通常のホテルの客室では、トランクを広げると余裕スペースがほとんどなくなってしまいます。ただ、宿泊した件の民泊施設は約70平方メートルの広さがあったため、スペースを気にする必要がなく、とてもリラックスした年末年始の休暇を過ごせました。

また、宿泊した民泊施設は普通のビジネスホテルよりもはるかに快適でしたが、オープン記念価格を活用したことで、宿泊費はホテルの半分以下に抑えられました。

今後、旅行計画を組み立てる際には、ホテルだけでなく民泊施設も検討対象に加えてみましょう。コストパフォーマンスの観点からは、オープン記念価格で募集している宿は特におすすめです。民泊を賢く利用すれば、今まで以上に快適でリーズナブルな旅を実現できるでしょう。