ホクホクのジャガイモとオイルサーディン。さらにニンニクをプラス。どうですか? おいしくないわけがないでしょう(笑)。今回は、「ホクホクじゃがいものオイルサーディン焼き」を紹介します。

粉ふき芋はそれだけだと、酒のつまみにはちょっと合いにくい料理です。しかし、オイルサーディンを使った香りとコクのあるソースを組み合わせることで、お酒がグイグイいけるつまみに変身します。

「ホクホクじゃがいものオイルサーディン焼き」

材料(1~2人分)
ジャガイモ(男爵芋)300g / パセリ 適量 / ニンニク 1かけ / 鷹の爪 1本 / オイルサーディン 1缶 / 醤油 大さじ1 / 日本酒 大さじ1 / 塩 適量 / 胡椒 適量 / お好みでマヨネーズ 適量

つくり方

1.ジャガイモはたわしで洗って皮をむく。芽が出ていたら包丁やピーラーで取り除いておこう。皮をむいたら一口大に切り、水にさらしておく。パセリはみじん切りに、ニンニクは皮をむき薄くスライス、鷹の爪はヘタをハサミで切り取って種を出し、小口切りに。
2.たっぷりの水をはった鍋にジャガイモを入れて強火にかけ、沸騰したら中火に。軽く沸騰する状態で10分~15分ほど煮て、ジャガイモに竹串がスッと刺さる程度まで煮る。
3.ジャガイモを煮ている間にオイルサーディンに火を入れ、味付けをする。小さめのフライパンにオイルサーディンをオイルごと入れ、ニンニクも加えて中火で加熱する。ニンニクの香りが立ったら醤油と日本酒、鷹の爪を入れる。煮立ったら弱火にし、パセリをプラス。パセリの緑が濃くなったら火を止める。
4.ジャガイモが煮えたら湯を捨て、鍋を中火にかけたまま木ベラで混ぜていく。ジャガイモの表面に粉を吹いたら軽く塩と胡椒を振り、皿に盛る。3をかけたら完成。お好みでマヨネーズをどうぞ。

オイルサーディンは醤油を加えて加熱すると、オイルもソースのように旨みが増します。今回は、ニンニクと鷹の爪、パセリで風味をアップしています。私はかなり大量のパセリを使っていますが、パセリはオイルと合わせ加熱することで特有の青臭さが消えて食べやすくなり、彩りも美しく仕上がります。

著者プロフィール

筋肉料理人こと藤吉和男
1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。 子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。
超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。