冬に特においしくなる白菜は、連載1回目でも紹介していますが、冬、霜が降りてからの白菜は特に甘みが出て生食でもおいしいです。今回は、サラダ感覚の白菜レシピとします。

「白菜のサーモンチーズディップ」

材料(1~2人分)
白菜(芯に近い黄色い部分) 約10枚 / パプリカ(赤) 少量
サーモンチーズディップ[サーモン刺身(ブロック) 70g / 塩 適量 / 白胡椒 適量 / サラダ油 適量 / クリームチーズ 40g]
ニンニク塩辛ソース[イカの塩辛 大さじ2 / オリーブオイル 大さじ2 / 醤油 小さじ1 / おろしニンニク 小さじ1/2 / 黒胡椒 適量]
マヨネーズ 適量 / パセリ 適量

つくり方

1.白菜を縦に4等分し、芯の部分の黄色い葉を取り出す。これを食べやすい大きさにカットし、冷水にさらす。パプリカは種を取り出し、角切りに。
2.サーモンチーズディップをつくる。サーモンに塩と白コショウを強めにふる。フライパンにサラダ油をしき、強火で一気にサーモンの表面を焼きかためる。
3.表面が焼けたら、氷水で冷ます。冷めたらキッチンペーパーで包み、水気を吸い取ります。
4.3のサーモンとクリームチーズを1cm角にカットする。これをボウルに入れて菜箸でかき混ぜ、サーモンチーズディップが完成。単体で食べる際はこれから味付けをするが、今回はニンニク塩辛ソースと共にいただくので、味付けなしで。
5.ニンニク塩辛ソースをつくる。イカの塩辛を包丁で細かく刻み、ボウルに入れる。ここにオリーブオイル、醤油、おろしニンニク、黒胡椒を加え、混ぜ合わせる。白菜の水気を切って5,6枚を残して千切りにし、パプリカを混ぜて皿に盛る。残しておいた白菜の小さい葉に4をのせ、皿に並べる。マヨネーズを線描するようにかけ、刻みパセリを散らして完成。ニンニク塩辛ソースをかけながらいただく。

白菜の一番うまい部分は芯に近い黄色い部分。この部分を生でかじると、まるで果物のような甘さ。これにサーモンチーズディップをのせ、ニンニク塩辛ソースでいただきます。ニンニクはお好みでワサビにかえてもOK。サーモンチーズディップに味噌や薬味を加えれば、なめろう感覚で楽しめ、丼にも合います。

著者プロフィール

筋肉料理人こと藤吉和男
1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。 子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。
超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。